深夜時間帯アニメ作品の多様性

TVアニメ『侵略!?イカ娘』のオリジナル・サウンドトラック2のジャケットが面白い理由が分からない人がいるといけないので、比較画像をアップしておく。 要は1990年代にカリスマ的な人気を誇ったロックグループ、ニルヴァーナの大ヒットアルバムのジャケットのパロディでした、というわけだ。 ところで『侵略イカ娘』というTVアニメだが、単なる「スクール水着少女萌え」作品だと完全無視していたが、実際見てみると意外に良かった。 24分間に3つのエピソードからなるという、番組フォーマットとしては『サザエさん』と同じで、脚本の内容も実は『サザエさん』なみに平凡な笑いに満ちている。 深夜時間帯に放送されているアニメ 続きを読む 深夜時間帯アニメ作品の多様性

『魔法少女まどか☆マギカ』(2):契約概念について

アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』について、前回は物語レベルの破綻についてまず指摘した。 「『魔法少女まどか☆マギカ』(1):まずは物語レベルの破綻について」 今回は同じく物語レベルについて、『まどか☆マギカ』の特徴と思われる点を論じてみたい。 まず契約について。『まどか☆マギカ』で主人公の少女が魔法を使う魔法少女になるには、「きゅうベェ」という地球外生物と契約を結ぶ必要がある。 本作に登場する魔法少女たちは、生まれつき特殊能力を持っているわけでもなく、ある日突然、特殊能力に目覚めるわけでもない。 また、契約相手である「きゅうベェ」は、契約を結ぶかどうかについて、本人の自由意志をほぼ完全に尊重す 続きを読む 『魔法少女まどか☆マギカ』(2):契約概念について

『魔法少女まどか☆マギカ』(1):まずは物語レベルの破綻について

アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』を全12話観た感想を、今後しばらくポツポツと書こうと思う。 もともと宮台真司や東浩紀が、Twitterやニコニコ生放送でことあるごとに話題にするので、どうしても気になって観た次第だ。 いい年して魔法少女モノのロリアニメなんか観てるんじゃないよ、と思われる方は、まぁだまされたと思って4話までガマンして観ることだ。 さて、いきなりベタぼめしても面白くも何ともないので、まずは観終わった直後として、身も蓋もない物語レベルの矛盾の指摘から始めたい。 その他、今後書く予定のテーマは、物語内容については「登場人物が意外に倫理的」「男性の不在」「善悪二元論」。 表現形式について 続きを読む 『魔法少女まどか☆マギカ』(1):まずは物語レベルの破綻について