「伝統」は分離不可能ゆえに「伝統」として機能する

朝青龍の引退にかんする記事について、「相撲協会の上層部が無能を取り繕おうと持ち出す伝統と、内館氏のいう品格や伝統は別のものだ」とのご意見を頂いた。 このご意見はそのとおりである。(そんなこと、言われなくても分かっている) 僕が言いたかったのは、当事者である日本相撲協会が、閉鎖的な角界内部のごたごたを取りつくろうための「伝統」と、内館牧子氏のいう「伝統」を、自覚的に使い分けているだろうか、ということだ。 そもそも「伝統」という言葉には、自己同一性と不変性が含意されている。 例えば、毎回ころころ変わるようなものに対して、ふつう「伝統」という言葉は使わない。 仮に日本相撲協会が、「伝統」には二種類あ 続きを読む 「伝統」は分離不可能ゆえに「伝統」として機能する

雅子様の適応障害と朝青龍の引退の共通点

雅子様の適応障害と、朝青龍の引退には、「日本の伝統」という共通の問題がある。 雅子さまは、それまでの外交官として世界中を飛び回り、ときに自ら意思決定を迫られる生活から、皇室の「伝統」に厳格に従う不自由な生活に、いきなり放り込まれた。 朝青龍は、言葉もろくに通じない日本に、はるばるモンゴルから17歳で留学し、モンゴルと日本の文化の違いだけでなく、普通の日本人と角界の「伝統」との違いをも克服し、なおかつ、強い相撲取りであり続けなければならなかった。 めきめき頭角をあらわすモンゴル人力士に対し、閉鎖的な角界の中で、力士仲間から陰に陽に「いじめ」のようなものがなかったとは言い切れない。 しかしそれでも 続きを読む 雅子様の適応障害と朝青龍の引退の共通点

文藝春秋に雅子様の適応障害の記事

>>関連記事:英タイムズ紙の雅子様記事を『とくダネ!』が誤報 >>関連記事:雅子さまの適応障害と朝青龍の引退の共通点 皇后陛下のめまいは回復されたようだが、心配なのは雅子さまの御容態である。先週、芥川賞受賞作を読むために『文藝春秋』を買ったが、こんな初老紳士向けの読む雑誌、このページの読者はほとんど読まないだろうから、同号にあった雅子さまの御容態についての記事をご紹介する。 雅子さまの状態をひとことで言うと、心身症にかかったのに、宮内庁の不見識で一年半も放置されたために、かなり重い「適応障害」になってしまい、治療が長引いているということらしいのだ。 皇太子さまが記者会見 続きを読む 文藝春秋に雅子様の適応障害の記事