古賀茂明『官僚の責任』(PHP新書)を読んだ

古賀茂明著『官僚の責任』(PHP新書)を読んだ。 テレビでもおなじみ、経産省から退職を迫られている改革派官僚、古賀茂明氏の発売されたばかりの新書を読んでみた。 本来は単行本『日本中枢の崩壊』(講談社)を読もうかとも思ったのだが、論旨は読む前からわかるので、細かいエピソードの記述が冗長だろうと思い、やめていた。そこへコンパクトな新書が発売されたので、さっそく読んでみた次第。 一言で要約すると、官僚は自分の利権を守ることしか考えていない、という、言い古された内容になるが、やはり古賀氏が身をもって体験した具体例を読むと、ここまでひどいのかと、暗い気持ちになる。 それでも古賀氏のような人物が経産省の内 続きを読む 古賀茂明『官僚の責任』(PHP新書)を読んだ

国民の将来の健康より電力会社の利益が大事な経産省

海江田万里経済産業相が、2011/06/06の新成長戦略実現会議で、原発の再稼動が実現しないと、1年後には国内の原発すべてが停止し、液化天然ガスや石油などの燃料費が年間3兆円増加する見通しとの資産を示したとのこと。 「検査中の原発、再開できないと燃料費2.4兆円増」(2010/06/08 14:50 J-CAST) しかし、日本国内に液化天然ガスや石油を輸入し、電力会社に販売している企業にとっては、売上増になるので、別に日本の国内総生産が、3兆円分まるまる減るわけではない。 確実に損失がふくらむのは、もちろん、各電力会社だ。 このような試算を示し、石油元売企業にとってのメリットについて、わざと 続きを読む 国民の将来の健康より電力会社の利益が大事な経産省