原発の必要性を教育しようと奮闘中の福島県の小学校!?

今朝2011/07/05の『NHKおはよう日本』のクローズアップ「問い直される原子力教育」を見て、ぶっ飛んでしまった。 福島県いわき市の小学校で、原子力教育を「見直す」取り組みのビデオの最後に、こんなナレーションが入っていた。 「原子力発電所の危険性に向き合いつつ、その必要性を学ぶために、教育現場では模索がつづいています」 一字一句正確ではないが、「危険性に向き合いつつ必要性を学ぶ」という部分は正しいはずだ。 要するに、文部省の指導かどうか知らないが、福島県の小学校でさえ、依然として原子力発電所は無条件に必要という前提で、子供たちに教育が続けられているのだ。 子供たちが校庭で放射線量を測定して 続きを読む 原発の必要性を教育しようと奮闘中の福島県の小学校!?

脱原発論者はエアコンで涼んではいけないのか?

まだ、脱原発か、節電か、二つに一つだ、と勘違いしている人がいるようなので、改めて書いておく。 (1)節電が必要なのはピーク時間帯だけ まず、節電が必要なのは、電力需要のピーク時間帯、夏の場合は午後1時から、やや広めにとっても午後4時までだ。 この時間帯だけ、電力会社の最大供給能力に達しないように節電すればよい。これ以外の、夜から翌朝までの時間帯は、体調をくずしてまで節電する必要性は全くない。 また、家庭における電力消費は、空調、照明器具、冷蔵庫、テレビの順だ。 体調をくずさないよう節電するには、空調の温度を1度上げること、照明をできるだけ使わないこと(たとえば天井照明を消して卓上ライトだけにす 続きを読む 脱原発論者はエアコンで涼んではいけないのか?

原発は事故を起こさなくても被ばく者を生み出しつづける

先日の記事でもふれたが、堀江邦夫『原発労働記』(講談社文庫)を読んだ。 原発の下請け・孫請け労働者については、大学時代に左寄りだった先輩などから聞いたことはあったが、実は当時、清潔な中央制御室のイスにすわっている電力会社の社員しかイメージできていなかった。 なので、今回、本書を読むまで、原子炉の近くで働くのだから、一般人より被ばく量が多いのは仕方ないだろう、くらいの認識しかなかった。 本書を読んで、まずいちばん驚いたのは、原子力発電所内の設備が、保守点検の効率性をまったく考えずに設計・建設されていることだった。 とくに敦賀原発の部分では、定期保守に必要な電源が常設されておらず、定期保守のたびに 続きを読む 原発は事故を起こさなくても被ばく者を生み出しつづける

今回の福島原発の事故は反原発運動の「副作用」?

福島第一原子力発電所の事故について、ツイッターで議論をしていて、新たな発見があった。 原子力発電は過渡的な発電方法にすぎない、という考え方だ。 僕はこの考え方を、「これから新たな発電方法を導入することを想定した上で、原発はそもそも少しずつ減らしていくはずのものだ」と理解した。 そんな考え方が世の中に存在するなんて、まったく知らなかった。 今まで見てきた政府広報や電力会社のCMに、「原発をだんだん減らして、代わりに別の発電方法を増やします」と明言したものはなかったからだ。 今の電力需要を支えるためには原発が必要なんです、ごめんなさい。 少なくとも僕にとっては、どの政府広報も電力会社のCMも、こう 続きを読む 今回の福島原発の事故は反原発運動の「副作用」?