日本国民の成熟度が試される、例の海上保安官の取扱い問題

尖閣諸島の漁船ビデオを海上保安官が漏えいした問題だが、内部告発者の利益は守れられるべきという考え方があるようだ。 えっと、まず日本の法律で内部告発者が保護されるのは、当然のことながら日本の法律に違反した行為が組織内で行われている場合に限られる。 ウィキペディアによれば、日本の法律に違反する「全ての」行為の内部告発について、内部告発者が保護されるわけではなく、重大な違法行為についてのみ、内部告発者は保護されるらしい。 会社に対する不満から、一丁、内部告発でもやってやろうか、とお考えの皆さんは、それが日本の「公益通報者保護法」に該当するか、よくよく調べてからにした方が良さそうだ。 もっと言えば、公 続きを読む 日本国民の成熟度が試される、例の海上保安官の取扱い問題

漁船ビデオを漏えいした海上保安官を罰するなという意見の危険性

海上保安庁の航海士が中国漁船のビデオをYouTubeで公開した問題。 この航海士を処罰しないで欲しいという日本国民がいるらしい。また、公開したことは正しく、そもそもビデオを公開しなかった民主党政権が悪いと言う国民もいるらしい。 しかし、もう少し頭を使って考えてみたらどうか。 まず、一介の公務員が外交政策に多少なりとも影響を及ぼすような情報を、動機が義憤であれ何であれ、個人の判断だけで、勝手に公開することを国民が許してしまったら、どうなるだろうか。 公務員が個人の判断だけで、自分の持っている情報を公開しても良い言ってる人たちは、自分にとって不利な情報も、公務員が勝手な正義感から公開されるおそれが 続きを読む 漁船ビデオを漏えいした海上保安官を罰するなという意見の危険性