開沼博氏の、いかにも旧来の左翼運動的な知識人嫌悪

ニコニコニュースの記事にやや疑問があったので指摘しておく。 『福島に届かぬ”原発反対”の声 社会学者・開沼博さん<「どうする?原発」インタビュー第5回>』 (2012/08/21 14:45 ニコニコニュース) 社会学者の開沼博氏が、毎週金曜日に首相官邸前で行われている脱原発デモに、的外れな批判をしているのだ。 「私は、都会で行われる脱原発を唱える社会運動について『それ、福島に届いているとでも思っているんですか?』と常に問い続けてきました。」 まず脱原発デモは、ふつうに考えれば日本が原発に依存しなくてもいい社会の実現を訴えるのが第一の目的であって、別に福島県を含む原発の 続きを読む 開沼博氏の、いかにも旧来の左翼運動的な知識人嫌悪

映画『渚にて』と小説『夏への扉』

お盆ということで、たまたま1950年代後半のアメリカの映画一本、小説一冊を鑑賞したので、それについて。以下、少しネタバレありなのでご注意を。 映画はスタンリー・クレイマー監督『渚にて』(1959年)。原作は1957年、イングランド出身のネビル・シュートという小説家によるものらしい。 ウィキペディアを見て知ったが、この小説家は1942年にナチス・ドイツのベルギー、フランス侵攻を背景とした『パイド・パイパー』という小説を書いているらしい。 「パイド・パイパー」は「ハーメルンの笛吹き男」のことだが、ちょうど今観ているアニメ『エウレカセブンAO』つながりだったので、まったく無関係だが触れておく。 で、 続きを読む 映画『渚にて』と小説『夏への扉』