鬼束ちひろ『DOROTHY』レビュー(2)アレンジの劇的な変化

(鬼束ちひろ『DOROTHY』レビュー1回目からつづく) 2009/10/28発売、鬼束ちひろのニューアルバム『DOROTHY』レビュー2回目。 今回は、作曲と編曲について。 う~ん、それにしても最後の「VENUS」は何度聴いても泣きそうになる。 デビューアルバムの『Insomnia』から『DOROTHY』までを聴いていて、気になるのは8分の6拍子の曲の存在。 まず1st『Insomina』と2nd『This Armor』には一曲もない。『Sugar High』の6曲目「漂流の羽根」でようやく登場(8曲目「King Of Solitude」はたぶん4分の3拍子)。『LAS VEGAS』では「e 続きを読む 鬼束ちひろ『DOROTHY』レビュー(2)アレンジの劇的な変化

キンドルは日本で絶対売れないが、iPodは売れた理由

キンドルのような電子書籍端末が、日本では絶対に売れない理由を、前回はぐだぐだと書き連ねた。 今回は、キンドルが絶対に売れない日本で、なぜiPodのような携帯音楽プレーヤーが売れたのか、その理由を考えてみる。 まずは、下らない理由から。昔のLP盤がCDの大きさになることで、すでにレコードの「モノ」としての価値が小さくなっていたこと。 「音さえ聞ければいい」というニーズが、すでに十分に大きくなっていたことだ。 そして、より重要な理由は、音楽配信で実質的な値下げになっていることがある。 CDはシングルでも普通1,000円するが、音楽配信で1曲単位で購入すれば200円ほどで済む。アルバムも、音楽配信で 続きを読む キンドルは日本で絶対売れないが、iPodは売れた理由

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キンドルが日本で絶対売れない理由

キンドルというアマゾンが開発した電子書籍を読む携帯機器は、日本では絶対に売れない。 『電子書籍「キンドル」上陸の衝撃』 日経ビジネスオンラインの上記の記事によれば、米アマゾンは、電子書籍を読む携帯機器「キンドル」快進撃のおかげで、大幅な増収増益を記録したらしい。 米アップル社のiPodが日本の音楽業界を激変させたのと同様、「キンドル」が上陸すれば日本の出版業界を激変させるかも… …という主旨の記事だが、絶対ならない。保証してもいい。 「キンドル」は、ブラックベリーのようなPDA型携帯電話と同じく、日本では絶対にヒットしない。 Amazon Kindle will nev 続きを読む キンドルが日本で絶対売れない理由

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谷垣自民総裁、民主党を「ナチス」呼ばわりする国際感覚の欠如

谷垣自民党総裁をはじめ、自民・公明が野党になり、国会で臆面もなく民主党批判を展開しているが、バカバカしい。 民主党はひとことで反論できるからだ。 「こんな日本にしたのは、あなたたちだろ。われわれは、その尻ぬぐいをしてるだけだ」と。 もちろん民主党はそんな身も蓋もないことは言わず、真摯に自民党や公明党の、自分たちの過去の失政を棚に上げた、下らない批判に答弁している。 鳩山党首の所信表明演説の際の、民主党員の拍手について、自民党の谷垣総裁は「まるでヒットラーユーゲントだ」と、信じがたい発言をした。 他国(ドイツ)の過去の悲劇を、与党批判のジョークに使うとは、谷垣禎一の品位のなさがよく分かる。 弟の 続きを読む 谷垣自民総裁、民主党を「ナチス」呼ばわりする国際感覚の欠如

鬼束ちひろ、明日29歳の誕生日

今日、会社の帰り、近所の紀伊國屋書店で、今月号の雑誌『papyrus』の中島美嘉のインタビュー記事を立ち読みしていた。 すると、背後のCD/DVD売り場から、どこかで聴いた太鼓の音。 アイルランドのボーランという太鼓だけのシンプルな伴奏にのせて、声が歌う。 A big white whale in my quiet dream… (私の静かな夢の中の大きな白い鯨…) 鬼束ちひろのニューアルバム『DOROTHY』の1曲目だ! 思わずCD売り場に入ると、レジにいちばん近い棚の、いちばん上に、店員さんの手書きのPOPつきで『DOROTHY』が。 やがて『陽炎』のイントロが流れ 続きを読む 鬼束ちひろ、明日29歳の誕生日