現実的なITシェアードサービスの作り方

今日はシェアードサービスについてのお話。ひとくちにシェアードサービスといっても、人事・総務・経理業務なども関係するが、ここでは情報システムの保守・運用についてのシェアードサービスに話を限定する。シェアードサービスというのはご承知のとおり、複数の子会社をもつ大企業が、グループ企業各社の間接部門を1つにまとめ、場合によっては別会社にすることで、グループ全体としての経営効率を高めることをいう。 情報システム部門の場合、グループ各社のそれぞれが各社の情報システムを管理するために個別に人員をかかえていたのを、企業グループ全体で一つの組織に統合し、業務を集中化する。それによってグループ全体としてみたときに 続きを読む 現実的なITシェアードサービスの作り方

やはりIBM Lotus製品群は限界か

情報共有基盤の製品選定というのは、いつも堂々巡りになっているような気がしてイヤになってくる。もっともそれは僕の情報共有ソリューションの中核となるスキルがIBM Lotus Notes/Dominoだからかもしれない。 単にWebメール、スケジュール管理、会議室予約、掲示板、電子会議室(スレッド形式の掲示板のようなもの)がとりあえずできればいいというのであれば、サイボウズ、デスクネッツなどお手ごろなパッケージ製品の選択肢は無数にある。 しかし、少しでも自社向けにカスタマイズしたいとなると、情報共有基盤の製品選定は様相がガラリと変わる。たとえば、電子会議室に発言するときに、自分が発言したという通知 続きを読む やはりIBM Lotus製品群は限界か

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ベイズ理論の直感的な説明

スパムメールをフィルタリングするプログラムに「ベイズ理論」が使われているというIT系の記事からリンクが張られていたので、いまこちらのページ「An Intuitive Explanation of Bayesian Reasoning」を読み進めているところだ。 ベイズ理論の直感的な説明ということで、かなり分かりやすい解説であることには違いないのだが、最近、英語をほとんど読んでいなかったせいで意外に苦心している。しかし面白いことは確かに面白い。たしか『行動経済学入門』の中にも、古典主義経済学が前提とするほど人間の判断は完全に合理的ではないという論証の部分で、このベイズ理論が登場したと記憶している 続きを読む ベイズ理論の直感的な説明

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宮崎アニメと『ザンボット3』の接点

そういえば動画配信サイトShowtimeで『ザンボット3』を観ていたころに、この「愛と苦悩の日記」の読者の方からメールで「金田パース」というものについて教えて頂いた。日本語版のWikipediaの金田 伊功(かなだ よしのり)氏の項をあたって頂ければわかるが、金田氏は宮崎駿監督作品の原画としても有名な人物らしい。 金田パースというのは、遠近法(パースペクティブ)という言葉が入っていることから分かるように、極端に強調された遠近法のことで、ロボットものなどで架空のカメラの手前にあるものをより大きく、奥にあるものをより小さく描くことで、ロボットや戦闘機の動きのダイナミズムをより強調する手法のことを言 続きを読む 宮崎アニメと『ザンボット3』の接点

『ガンダムSEED』富野氏は単なる原作者

『ターンAガンダム』と『ガンダムSEED』シリーズの落差について読者の方からメールを頂いた。『ガンダムSEED』については富野氏は単なる原作者としての位置づけでクレジットされているだけで、内容について決定権はまったくないとのことだ。確かに『ガンダムSEED』のクレジットをよく読むと、『ターンAガンダム』などと違って、富野氏は総監督となっておらず、単に原作者でしかない。 また、ガンダムの商品化権はサンライズにたった30万円で買い取られてしまっており、富野氏自身にはガンダムのプラモデルがいくら売れてもお金は入ってこないらしく、『ターンAの癒し』にあった富野氏自身の非常に自虐的なコメント、つまり自分 続きを読む 『ガンダムSEED』富野氏は単なる原作者