営団地下鉄が「東京メトロ」に

■東京の営団地下鉄が四月一日から東京メトロという社名になるということで表示板の意匠が新しくなっている。秋葉原のトイレも蛍光灯が新品になって明るさが増した(トイレを清潔に保つために照度を上げるのは正しい心理作戦だろう)。今までは入り口の手動販売機でちり紙を購入しなければならなかったものがトイレットペーパが備え付けられるようになる。自動改札機も次々更新されている。しかしこれらが顧客満足の向上につながるのかどうか分からない。多少満足するかもしれないが、この程度のことさえ社名が変わるほどの大イベントがなければ実行できなかったのかとも思う。

品川駅港南口の女性ストリートミュージシャン

■最近、会社の最寄り駅の出口で、毎日のように若い女性がキーボードの弾き語りをしている。私の声とこの曲は癒し系ですと言わんばかりに恥かしいほど癒し系の曲なので聴いていられない(といってもその前を通らなければ駅に入って行けないので強制的に聴かされることになる)のだが、今日は雨だというのにそれでも歌っている。土地柄からして彼女の前を歩き過ぎるのは圧倒的に中年会社員が多いのだが、彼女は一体誰のために、何のために歌っているのだろうか。

独自動車業界誌の記事

■独『アウトモーターシュポルト』誌のWebサイトに独高級車メーカが傘下の日本の自動車メーカについて「V計画」と呼ばれる再建計画を作成しているとあったので、日本語で要約してみる。 数週間前から日本に派遣されている特別チームは十前後の車種を削減して再建を軌道にのせるとのこと。彼らが独本社の社長から得た使命は、最悪の場合この日本企業からの撤退も含めて全ての可能性を考慮することだったが、すでにそこまでする必要はないとのシグナルを送っている模様。 内部で「Vコンセプト」と呼ばれている再建計画は(ところでこのVはV字型の回復とVictoryの頭文字を掛けているとでも言うのだろうか。だとするとこの期に及んで 続きを読む 独自動車業界誌の記事

『精神医学の名著50』

■『精神医学の名著50』(平凡社)を読み終えた。この手のブックガイド的な本を読み終えると、当然その中で紹介されている本を読みたくなるのだが、近所の大型図書館にはほとんどが蔵書されていない。リストアップしたのはまずコンラート『分裂病のはじまり』(岩崎学術出版社)。これは日本語訳が8000円と高すぎるので英訳を探したが、Amazon.comを探しても独語の原典Die beginnende Schizophrenie. Versuch einer Gestaltanalyse des Wahnsしかない。しかもなぜかPDF形式の電子書籍。ブランケンブルク『自明性の喪失』(みすず書房)も4000円とや 続きを読む 『精神医学の名著50』