『日経ビジネス』掲載「新モーレツ主義」批判

■「新モーレツ主義」の続きである。日本人はこんな主義に手を出す前に解決しなければならない問題を山ほどかかえている。 その問題の一つに、新しい仕事を始めるとき、何も考えずにいきなり始めてしまうということがある。新しい仕事を始める前には、その仕事が自分の命じられている仕事全体のどこに位置付けられるかということ(目標との整合性の確認)、その仕事をどのような手順で進めるかと、どうなったら完了したと見なせるかということ(プロセスの定義)などなどを最低限、考えておく必要がある。 もしこれらについてさえ考えずに始めてしまったらどうなるか。実はまったくやる必要のない仕事だった、とか、人によって仕事の結果がバラ 続きを読む 『日経ビジネス』掲載「新モーレツ主義」批判

読者から早速京都旅行への反響

■昨日、京都への夜行バス旅行についてのエッセーをアップしたら、京都在住の読者の方と、飛行機の運航乗務員の方から早速メールを頂いた。京都在住の読者の方は、僕が行こうとしていた五条近辺にある銭湯の名前をメールの中でズバリ当ててあった。驚きと同時に当意即妙というか、まさにホームページ作者冥利に尽きる喜びを感じた。 メールによればその銭湯は土曜日の朝は営業しないという。電話帳で京都タワーの銭湯を見つけたおかげで、無駄足を運ばずに済んだというわけだ。運航乗務員の方からは、現在、シートベルトは必ずしも離着陸のときだけ締めればよいのではなく、常に締めておくようアナウンスとしているとの情報を頂いた。 ちなみに 続きを読む 読者から早速京都旅行への反響

職場の西欧人との意思疎通の難しさ

■外国人スタッフと一緒に出張に行った帰り、早めに駅に着いたので、新幹線の指定席を早い時間の列車に換えてもらおうと、当人の代わりにみどりの窓口にならんだ。もし禁煙席がなかったらどうしようかと疑問に思ったので当人に尋ねたら、(1)禁煙席があれば禁煙席を予約する、(2)禁煙席がなければ喫煙席を予約した上で、(3)乗車してから禁煙の自由席の空席をさがす、こんなことは聞かなくても自分で考えればわかるはずだという意味のことを英語でまくし立てられた。 しかし僕がわざわざ当人に確認した理由は(4)列車を一本遅らせてでも禁煙の指定席に乗る、という第4の選択肢があるからだと当人に反論したところ、こんなド田舎の駅で 続きを読む 職場の西欧人との意思疎通の難しさ

「新モーレツ主義」のバカさ加減

■ところで今週の『日経ビジネス』は「もっと働け日本人~新モーレツ主義のススメ」だと。笑わせる。タイトルだけで馬鹿らしくて読む気がしない。同誌編集者諸子は一度西洋人と仕事をしてみるべきだ。西洋人の合理的思考の前に日本人はただ恥じ入るしかないのだ。 以前読者の方にご指摘頂いたとおり、西洋人はいかに仕事をしないかを徹底して合理的に考える。その合理性の徹底ぶりと比較すれば、日本人の仕事は半分が単なる時間つぶしである。日本電産の社長が何を言っているか知らないが、日本人に対して「もっと働け」というのは「もっと無駄な仕事をしろ」と言っているに等しい。いやしくも多少の権威のある経済誌を標榜するなら『日経ビジネ 続きを読む 「新モーレツ主義」のバカさ加減

中年オヤジというのはどうして電車の中でああも大股を広げて2人分の空間を占有する勢…

■中年オヤジというのはどうして電車の中でああも大股を広げて2人分の空間を占有する勢いで座りたがるのだろうか。別に自分だけ特別料金を払っているわけでもあるまいし、少し尻をずらせば体の大きな男性とは言わないまでも華奢な女性なら1人十分に座れるだけの空間をあけて見ず知らずの人に通りすがりの親切を施して「まぁこの不況続きの世知辛い世の中でこの紳士は何と博愛精神の豊かな尊敬すべき人物であろうか」と衆人から畏敬のまなざしを集める絶好のチャンスであるにもかかわらず、そのすこし尻をずらすという最小限の寛容ささえ持ち合わせていない狭い狭い心の持ち主であることを平然と露呈して何ら恥と感じないだけの鈍り腐った神経な 続きを読む 中年オヤジというのはどうして電車の中でああも大股を広げて2人分の空間を占有する勢…