ユーザ部門に出かけていってパソコン1台1台のトラブル対応をすること

■ユーザ部門に出かけていってパソコン1台1台のトラブル対応をすることが、情報システム部門としてまっとうなサービスであると勘違いしている人が少なくない。もし本当にそう思っている情シ部員がいるなら、これまでいかに質の低い仕事をしてきたかを反省すべきだ。利用者部門に質の高い仕事を提供していれば、利用者部門は情シ部門にパソコンのトラブル対応よりシステム開発をしてくれる方がいいと納得しているはずだ。1台のパソコンを修理するより、全社のパソコンで動くシステムを開発する方が重要だと理解してくれているはずである。情シ部門が単なる使いっ走りに見られているのは、価値あるシステムを提供できていなかったことの何よりの 続きを読む ユーザ部門に出かけていってパソコン1台1台のトラブル対応をすること

『賢者の贈り物』の教訓とは

■読者の方からご指摘ありましたが、『賢者の贈り物』はディケンズではなくてO・ヘンリーでごす。下記の通りさっそく訂正させて頂きました。ところでこの読者による『賢者の贈り物』の教訓は「ビジネスの基本はほう・れん・そう」。おもしろい!

続・繊維製品業界のセーフガード申請について

■繊維製品業界がセーフガードを申請することについて健全な企業努力を罰する結果になるのではないかと論じたことについて、読者から反論を頂いた。反論の趣旨は次のとおり。繊維業界の平均従業員数は10名に満たず、零細企業がほとんどであり、「経営努力」におのずと限界がある。しかもここ数年で繊維業界の従業員数は20.3%も減少している。20.3%もの現象は明らかに緊急事態である。 また、欧米政府もあらゆる産業分野についてダンピング訴訟などの形で同じような輸入規制をしいているので、今回のセーフガードが国際的に見て特別なこととは言えない。ファーストリテイリングが本当に企業努力をするなら、高価な国内産原料でも同じ 続きを読む 続・繊維製品業界のセーフガード申請について

O・ヘンリー『賢者の贈り物』

■クリスマスにちなんで感動できるお話といえばO・ヘンリーの『賢者の贈り物』。このお話を一言で要約すると「君さえいれば何もいらない」ということだが、本当の意味でこのことを実感できる人は幸せだ。今年のクリスマス・イヴは、僕自身その数少ない幸せな人の一人である。

自分で笑いながら台本を作るコメディアンはたぶん面白くない

■自分で笑いながら台本を作るコメディアンはたぶん面白くない。人を笑わせることは難しい。楽屋裏では必死の形相で黙々とネタを考え、お客の前では面白おかしくしゃべりまくる。社内の情報システム部門が社内にシステム展開するときもまったく同じだ。作る側の作戦はウラの顔、使う側への説明はオモテの顔。のんびりした社風の企業なら、それ合わせてのんびりした展開をするのが望ましいが、その作戦までのんびり考えていたのでは話にならない。また、試行錯誤から最適解を発見するのが得意な企業なら、行きつ戻りつの展開が望ましいが、作戦を考える側までが試行錯誤していたのでは話にならない。コメディアンが「真剣に」ふざけなければ面白く 続きを読む 自分で笑いながら台本を作るコメディアンはたぶん面白くない