近年の日本の労働市場

■近年の日本の労働市場は、新卒者の求人倍率は低調で、経験者の中途採用が活発という特色がある。つまり企業は社員を育てるコストを負担したくない、仕事に必要な知識や経験は外で学んできて欲しいと言っている。結果として大学に「実学」教育が求められる。社会人になってすぐに役立つ知識や技術は大学生のうちに学ばせろという企業側のエゴだ。その大学は学生たちに最低限の基礎学力さえないとこぼし、高校・中学でのカリキュラムの充実を求める。中学は学級崩壊でまともな授業もできない。それは親のしつけがなっていないからだと、家庭に責任転嫁する、などなど。日本の社会全体が「人を育てる」手間やコストから逃げようとしている。おまけ 続きを読む 近年の日本の労働市場

ユーロ安の評価がまっぷたつ

■NYタイムズと英『The Economist』でユーロ安について評価がまっぷたつに分かれている。英国はEU不参加組だから『The Economist』の方が酷評だろうと思ったら逆だった。今週の同誌はたしかに原油高を引き金にした欧州各地のトラック運転手たちによる抗議行動に対し、ガソリン税の減税を決めたフランス政府の腰抜けぶりを非難してはいる。しかしユーロ安そのものについてはきわめて建設的だ。 おそらく他方のNYタイムズが米国エコノミストたちの意見を代弁している。つまり「そらみたことか、ユーロなんて始める前から大失敗なんだよ」という意見だ。しかしNYタイムズの議論の大前提にあるのは「通貨はそもそ 続きを読む ユーロ安の評価がまっぷたつ

童謡『赤い靴』と麻布十番

■先日このページで童謡「赤い靴」は横浜よりむしろ麻布十番と深く関係していることにふれたが、歌のモデルである岩崎きみの銅像について書いてあるページを見つけた。ひとつは「DEEP AZABU」のこちらのページ。岩崎きみが肺結核で夭逝したのは永坂教会孤児院とのこと。もう一つは森ビル株式会社のホームページにある「『元麻布一丁目』周辺ウォッチング」。こちらにもかんたんな解説がある。以上、ご参考までに。

童謡『赤い靴』の少女の実話

■オリンピックの英国の入場行進を見て思い出したのだが、広末涼子が出ている「はちみつ黒酢」のCFソング、「泣ぁ~きながぁ~らぁ~」ってやつは何回聞いてもエルガー作曲『威風堂々』に聞こえるのだが、そうなんだよね。 ■先月横浜に遊びに行ったとき、横浜港めぐりの遊覧船「赤い靴」号が「マリーン・ルージュ」という名前に変わっていることに気づいた。ルージュはフランス語で「赤」を意味するのでそれと分かったのだが、そこで同行の人と童謡「赤い靴」は実話かどうかという話しになった。 今日何気なくみのもんたの昼の番組を見ていたら、どうやら明治44年の今日9月15日が赤い靴の少女、岩崎きみが9歳で夭逝した日らしいことが 続きを読む 童謡『赤い靴』の少女の実話

ニュースステーションで興味深いコメントがあった

■ニュースステーションで興味深いコメントがあった。今回の豪雨で浸水被害にあった愛知県の家屋に保険金が支払われるかどうか。とある損保の場合、火災保険ならゼロだが、1ランク上の総合保険なら床上45cm以上の浸水に限って支払われるとのこと。そこでコメンテーターは次のような意味のことを言った。「仮に保険金が支払われたとしても住める状態にもどすお金を全額まかなえるわけではないだろう。言い換えると一戸建を買う人は、家のローンを払いながら、万が一の補修費も自分でまかなえるだけの経済力が必要だろう」。家のローンだけで精一杯の収入しかない人はそもそも一戸建てを買う資格がないという意味だ。確かにこれこそ正常な金銭 続きを読む ニュースステーションで興味深いコメントがあった