月別アーカイブ: 2000年6月

「そごう」の建物がいかにセンスが悪いかは以前にもエッセーで書いた

■「そごう」の建物がいかにセンスが悪いかは以前にもエッセーで書いたが、おまけに経営者が腹黒いと来て最悪だ。例の債権放棄の話。少し前の日経ビジネスに水島前会長は財界の人望が厚く、にくめない人物だなどという評があった。今日の会見で現社長は前会長の経営の誤りを認めたと言うが、そう簡単に院政の影響力が一掃できるわけがない。水島氏は債権放棄要請と会長の座を引き替えにしただけだからだ。政府はそごう支援を前例にしてゼネコンの債権放棄にも応じたい。そごうと政府の利害が一致し、見事に裏取引が成立したというわけだ。モラルも何もあったもんじゃない。今の政府に警察の不祥事を非難する権利なんてない。そごうで買い物する奴もバカということにしておこう(こういう話題になると決まって「現場の社員に罪はない」みたいな議論が出てくるが、そういう温情主義が今回の裏取引の温床になってもいる)。

引越したばかりで旧住所へ投票に行かなければならないので不在者投票の手続をするとこ…

■引越したばかりで旧住所へ投票に行かなければならないので不在者投票の手続をするところが、すっかり失念して、今回の衆院選はやむを得ず棄権となった。都市部では民主党が躍進したが、地方では相変わらず利益誘導型政治と二世議員への同情票(故・小渕首相の娘の例などは最悪だ)で保守への根強い支持。ここまで都市と地方の差がハッキリ出るということは、自民党は意図的に田舎が田舎のまま、都会が都会のままであるような政策をとっているのだと言える。それを知ってか知らずか自民党に貢ぎ続ける地方も地方だ。NHKのニュースではゴーストタウンと化した地方の商店街会長が自民党政権に期待することとして「商店街の実情をしっかりと見て、振興策をちゃんと考えてもらいたい」と語っていた。これでは「私は商店街を経営する才能がまったくありません」と臆面もなく語っているのも同然だ。この商店街会長が日本の有権者そのものである。ケネディー大統領の言葉ではないが、日本の(特に地方の)有権者は常に「政府がわたしたちのために何をしてくれるのか」だけを考えている。だから利益誘導型政治は永遠に変わらない。この調子で行くと大多数の有権者は石原慎太郎ばりのタカ派を「リーダーシップのある指導者」と勘違いして首相に選ぶ日もそう遠くはなさそうだ。
■ひょんなことから手に入れた矢車草の鉢植えが10cmほどに伸びたので、渋谷の100円ショップでプランターやスコップ、花の土を買ってきて植えかえた。庭仕事などやったことがなく、スコップで根を傷つけてしまったようで、あまり元気がない。でも毎日水をやっていれば気温も上がってくるし、また根を張るだろう。

最近「愛と苦悩の日記」の更新ペースがにぶっているのはなぜだろうかと考えてみた

■最近「愛と苦悩の日記」の更新ペースがにぶっているのはなぜだろうかと考えてみた。この日記に吐き出せるのは一定の結論が出てその後大きな変化がないだろうと思われる出来事だけで、まだこれからどうなるか不確定要素の大きなことについては書く気にならない。自分がそれについて何かを書いたことで、自分自身の未来を規制するような感じがするからだ。書くということ自体、預言や呪いに似た効果を持ってしまう。書いてしまったという事実が、書いた後の行動や判断に微妙に影響を及ぼしてしまうことは避けられない。客観視することが難しい意味の大きな出来事がそれだけ多くなってきたと言うことだろうか。そうではなく、今までと同じ些細な出来事でも、今まで以上に重要に思えるようになってきたということだろう。
■郷ひろみの新曲、10名の女性バックダンサーの中に「浅川ちひろ」という名前があった。もう21歳だが、派手さのないきまじめな童顔は他の9人と明らかに雰囲気が違う。
■先日の結婚式、参加者は9名。縁起のいい奇数。誰が奇数にしているのか?他ならぬ僕です。