月別アーカイブ: 1998年6月

中高生自らがつくる裏校則の愚かさ

■昨夜NHKで江川紹子さんが司会をつとめる番組を見て唖然とした。中高生の生の声をフリーディスカッション形式で聞くという番組だ。中学高校には、校則以外に、生徒の間でなんとなく決まった暗黙のルールがあるらしい。1年生はルーズソックスをはいちゃいけないとか、学年によって通学路が決まっていて、そのルールを破るとボコボコにされるとか。
校則はイヤだと言いつつ、生徒が自分で自分を縛っている。そしてそれを、先輩を尊敬するという儒教道徳で、みずからが正当化して受け入れてしまう。こんなことして、わざわざ自分で学校を生きづらい場所にしてるようなものなのに、それを変えようという動きはあまりないみたいだ。まさに日本的経営そのものだ。明文化されたルールがない。「社風」という暗黙のルールは、日々の仕事の中で肌で感じ取って体得するしかない。
こういう中高生のみなさんが社会人になって、日本的経営を支えるんだなぁと思うと、暗ぁ~い気持ちになった。今の中高生は僕らの世代よりも、かえって保守的になっているのかもしれない。彼らに何かを期待できるのか、相当あやしくなってきた。

アスキー「ウルトラキッド」はPhotoShopのサブセット

■矢場町のドトールコーヒーで本を読みながらコーヒー飲んでたら、後ろのおばさん2人が大声で性病と夫婦生活の話をしてた。「あのこヘンな病気もらってきて」「イヤな人とはいっしょに寝られん」。さすがおばさんは違う。
■ボーナスでパソコンを買い換えようと思ってたけど、不景気の折、中止!僕のマシンはPentium 75MHz、RAM 48MBだが、Word97や画像処理ツールを使っても耐えられないほど遅いと感じたことはない。とりあえず内臓HDDを増設し、マウスを買い換えて、ちょっと模様がえ。
■オープニングページのCGを書き換えました。CSKに買収されたアスキーの「ウルトラキッド」というツールを入手したんです。本屋でAdobe PhotoShopの入門書を読んだところでは、どうやらPhotoShopのサブセットみたいなソフトですね。マスキングやマルチレイヤが自由自在なので、いままでやりたくてもできなかったことが思う存分できるぅ!ますますCGに力が入りそうな予感。

交通事故は歩行者に非がある愛知県

■交通事故天国と言われて久しい愛知県ですが、高齢者が自宅近くで事故にあうケースがふえているというので、県警がある対策を講じました。さて問題です。その対策とは次のうちどれでしょうか?
(1)住宅密集地の車両速度規制を強化した
(2)住宅密集地でも定期的に取締りを実施することにした
(3)住宅密集地を迂回路に使う車両を減らすために、一方通行規制を強化した
正解は...どれでもありません。「お年寄りに町内の地図を配って、自分が危険だと思う地点に丸をつけてもらう、という啓蒙活動を行うことにした」が正解です。どうやら愛知県警は「轢かれる方が悪い」という考えのようですね。愛知県ではボーッと歩いているお年寄りは、轢いても構わないようです。自動車産業でうるおう交通事故天国・愛知県ならではの話題をお伝えしました。

今日の日記はmy pet peeves特集

■今日の日記はmy pet peeves特集です。マイ・ペット・ピーヴズとは、英語で「私を悩ませるちょっとしたこと」という意味です。
■日本のオープンカフェとフランスの本場のオープンカフェの違い。日本のオープンカフェはうるさい。オープンカフェを学校の休み時間の教室にしないでほしい。
■どこのメーカーか忘れたけど「部屋コン」とかいうCFがあった。世の中がこれだけ二酸化炭素排出抑制のために消費電力削減しようと必死なのに、1部屋にエアコン1台とは、京都国際環境会議の成果に真正面から挑戦する、勇気のあるCFだなぁと思った。
■思うのは、リストラとか言って、首切りするよりも、残業手当を全廃した方が、よっぽど業務効率化になるし、マンパワーを犠牲にせずに人件費を抑制できるんじゃないか。誰も残業手当て目当てのムダな残業をしなくなって、イヤでも定時内に仕事を片付けようと努力するだろうから。
■下の日記で、知念里奈のファンになった、と書いたけど、同じ沖縄出身の歌手・普天間かおりさんのラジオ番組を今でもたまに聴いている。で、思うのは、普天間かおりさんの考え方って独特だなぁ、ということ。
多分、沖縄で青春時代をすごした人たちは、本土の若者と違って否応なしに政治的な問題(基地問題)に向き合わされる。それに本土並みか沖縄の独自性かという二律背反に悩むに違いない。
ところが普天間かおりさんは、沖縄の若者が沖縄的なものへの回帰を見せていること、本土の若者がTHE BOOMの「島歌」などをきっかけに沖縄文化に興味を持ちはじめていること、そして、日本人が日本的なものへ回帰すること、この3つをまったく無理なく重ね合わせている。彼女と膝突き合わせて話す機会があったら、この3つを鼎立する秘訣を聞きたい(そんなチャンスないだろうけど)。
■名古屋の紀伊国屋書店の哲学書のコーナーをブラブラしてたら、金髪(茶髪じゃない)の男がケバいお姉ちゃんを連れて、「やっぱニーチェだよ」と言いながら歩いてきた。「これ以上、頭よくなったら困っちゃうよ」とか言ってた。かわいそうに、と思った。
■朝のラッシュ時、名古屋鉄道の車内で、「入り口付近の方は、いったん電車を降りて、降りる方の通路を空けていただきますよう、ご協力お願いいたします」というアナウンスが今日から流れ始めた。名古屋人は自分が降りない駅でも平気な顔で出口をふさいだままボーッと立っている。やっぱり言わなきゃ分からないみたいですね。

性差別を助長する一部のキャリアウーマン

■このページでもときどき取り上げているように、僕は「男らしさ/女らしさ」というステレオタイプがすごく嫌いなので、フェミニズムの思想に深い共感を寄せているが、ものすごく虚しくなるときがあるのも事実。いちばん虚しさを感じるのは、職場や酒席でオヤジがセクハラ発言するときでもないし、勉強のために読んだ経済学の入門書に性差別的な下りを見つけてしまったときでもない。
高い教養があって職場でも能力を発揮し、女性の社会進出の鏡みたいな女性に限って、男性に典型的な「男らしさ」を求めているという事実に直面するときだ。はっきり言ってウーマンヘイティングの社会をみずから助長してるようなもんだと思うのだが...。岡ちゃん、どうでしょう(黒柳徹子風)?(この最後のギャグ、分かる人には分かる)。