月別アーカイブ: 1997年12月

ウォン・カーウァイ『欲望の翼』

■ウォン・カーウァイ『欲望の翼』:3回目。1回目は学生時代、池袋の今はなき文芸座。2回目はその後すぐ。香港映画はカンフーだけではないと知った初めての作品。それも映画マニアの友だちのおかげ。新しい世界を僕に見せてくれるような友人は、退屈でみな似たりよったりのサラリーマンの中にはいないだろう。

オーソン・ウェルズ『黒い罠』

■オーソン・ウェルズ『黒い罠』:これもずいぶん前から観たかった映画。ウェルズの『市民ケーン』しか観たことがないような人は置いておいて、この作品の「すごさ」は語り尽くされているので、何も付け加えることはないでしょう。ステディカムもない時代に...。

モデムを56kbpsに買換えて快適

■昨日、モデムを56kpbs(K56Flex)に買い換えた。内蔵モデムのせいで設定に手間どり、最終的には内蔵モデムをひっこぬいて無事導入完了。14400bps接続が38400bpsになり、体感ではアップロードが倍速、ダウンロードが3割くらい速くなった気がする。快適快適。

名古屋経済の負の側面

■名古屋空港の話題。新空港の建設がきまったばかりなのに、現状の設備がパンク寸前なので新館を増築するらしい。新空港が完成したらまるまるムダになってしまう投資。名古屋人ってほんとに、商売ヘタクソね。
■もうひとつローカルネタ。名鉄のローカル鉄道バス路線、赤字累積でついに廃止へ。名鉄の経営責任というより、地方自治体が名鉄依存で地域振興をサボったのが原因では?繊維のまち・一宮駅へ一度行って見てちょうだい。ゴーストタウンっすよ。中部経済の地盤沈下は否定できない現実。第二次産業依存からの脱却には、名古屋人の保守体質を根っこから変えなきゃね。

朴鐘元『九老アリラン』

■朴鐘元『九老アリラン』1989年/韓国/107分/カラー:『我らの歪んだ英雄』(1992)『永遠なる帝国』(1995)で知られる朴鐘元監督の社会派デビュー作。朴鐘元監督は1958年生、『我らの歪んだ英雄』はモントリオール映画祭で最優秀製作者賞受賞。
ソウルオリンピック前後、民主化運動の激化した韓国(盧泰愚政権下の言論自由化など)ソウル・九老工業団地でのいわゆる「女工哀史」物語。韓国に典型的な「恨」の映画だが、効果的な省略法や俯瞰ショットの多用で、意外なほど抑制され端正な表現になっている。
『九老アリラン』関連リンク
goo映画朴鐘元監督紹介