カテゴリー別アーカイブ: デフレを生き延びるお買物

洗剤なしでも汚れが落ちるランドリーリングについて調べてみた

洗剤がなくても汚れが落ちる「ランドリーリング」なる商品についてネットで調べてみた。
本当に洗剤がなくても汚れが落ちるのかどうか、僕は検証するヒマがないので、ネットを調べて分かった客観的な事実だけを書いてみる。
まず、開発・販売元ガイアワークスの公式サイトを見てみる。
株式会社ガイアワークス
「アメリカ生まれ」の製品であると明記されているが、サイトの右上にある日本語/Englishの言語切り換えボタンが効かず、英語表示ができない。
またこのサイトの「会社概要」を読むと、会社設立は1998/03/09、株式会社ガイアワークスのCEOはジョン・A・モンローという人物だが、米国あるいはカナダ本社の所在地が書かれていない。
住所が明記されているのは、顧客問い合わせ窓口(東京都渋谷区)と物流センター(静岡県)のみだ。
役員の名前を見ると、CEOの他に「トーマス・バーク、スティーブン・ホフマン博士、ポール・ジャフィ、マーク・ハルパーン(監査役)」と、全員外国人だが、取引銀行は「東京三菱銀行江戸川橋支店」だけである。みなさん日本在住の方なのだろうか。
またご承知のように「東京三菱銀行」という銀行は2012年現在、実在しない。正しくは「三菱東京UFJ銀行」である。
気になって、米国最大手のオンライン・ショッピングサイトであるeBayと、米Yahooショッピングで、この「Laundry Ring」を検索すると、商品が存在しないことがわかる。
他の米国またはカナダのオンライン・ショッピングサイトを検索すると、以前は「Laundry Ring」という商品分類が存在したことはわかるが、現時点では出品されていない。
次に、ガイアワークス社公式サイトの会社概要の最後に、在日アメリカ商工会議所の会員であると明記されている。在日アメリカ商工会議所の公式サイトにある「法人会員企業名簿」はこちら。
ACCJ | 法人会員企業名簿 (在日アメリカ商工会議所)
さて、ここで「Gaiaworks」と検索してみると、なんと存在しないではないか。頭文字「G」の法人会員にはアパレルのGAPや、GE、Goldman Sachsなど、皆さんもご存知の企業が会員として存在するが、ガイアワークスという企業名は存在しない。
明らかにガイアワークス社の公式サイトはウソの情報を掲載していることになる。
ではもう一つの在日カナダ商工会議所はどうか。こちらはちゃんとガイアワークス社が会員企業として表記されている。
CCCJ Members (Canadian Chamber of Commerce in Japan)
そこでYahoo!カナダで”Gaiaworks”と検索すると以外なサイトが見つかった。
GaiaWorks
つまりガイアワークス社の英語圏向けの顔は、あくまで日本市場に進出したい英語圏のベンチャー企業に対するマーケティング・コンサルタントなのである。
「The People」のページにちゃんとジョン・A・モンロー氏が登場する。つづりは「Monroe」ではなく「Munroe」であることも分かる。彼のLinkedInのサイトも見つかった。
John Munroe – LinkedIn
ただ、英語圏向けガイアワークス社のサイトの「The People」ページには、日本語のガイアワークス社のサイトに現れる役員のうち、監査役であるマーク・ハルパーン氏しか登場しない。
さて、ガイアワークス社が日本市場に、ランドリーリングや「カナダの大自然が生んだ天然素材たっぷりの癒しのせっけん」、浄水器「アクアクリスタルリング」などの商品をもって進出し、一定の成功を収め、少なくとも在日カナダ商工会議所の会員企業であることは分かった。
ではなぜ、ランドリーリングは本国カナダや米国では、ほぼ入手不可能なほどマイナーな商品なのだろうか。
その原因の一つと思われるのが、1997/12/02に米ネバダ州で、このランドリーリングがマルチレベル商法の商材になっているとして刑事告発されていることだ。下記のネバダ州司法長官の公式サイトのアーカイブにあるPDFのp.123にある。
CRIMINAL COMPLAINT FILED AGAINST LAUNDRY RING DISTRIBUTOR (p.123)
告発されているのは「Dynamic O.N.E. Worldwide」というマルチレベル商法企業であり、ガイアワークス社ではない。1997年にガイアワークス社は存在しなかったので当然だ。
また、この告発の結果がどうなったのかは不明である。
ただ、ラスベガスの地方紙でも1998/02/17の記事で「ランドリーリング」は、やや不信感をもって取り上げられている。
LV companies immersed in controversial product (1998/02/17 LAS VEGAS SUN)
その結果なのかどうかは分からないが「ランドリーリング」の類似商品であり、同じように「structured water」の効果によって、洗剤がなくても汚れが落ちることをうたっている「ランドリーボール」は、1999/04/26の告示でネバダ州で販売禁止になっている。
先ほどのネバダ州司法長官の公式サイトの、別のPDFファイルのp.84に掲載されている。
STATE ATTORNEYS GENERAL BLOCK FALSE “ENVIRONMENTALLY-FRIENDLY PRODUCTS” (p.84)
ここからは単なる僕の推測だが、1998年に入って「ランドリーリング」やその類似商品は少なくとも米国内での販売が困難になった。
ただ、米国外ではまだ商材として可能性があったので、純粋な商社であるいくつかの会社が日本への売り込みを開始し、1998年設立のガイアワークス社もその一つだった。そして一定の成功を収めた、ということだろう。
以上、できるだけ事実関係を記述するにとどめた。
一点だけ、ガイアワークス社が日本語サイトで在日アメリカ商工会議所の会員企業であるとしているのは、明らかなウソなので、すぐに訂正した方がよいと思うが。

LED電球1個で二重環形蛍光灯のシーリングライトを置き換えてみた

「家電Watch」というサイトで、すごいLED電球を見つけてしまった。
『LED電球、どれを買う? テックウィンド「Luminoa(ルミノア)シリーズ」~100W形白熱電球と交換できるLED電球』 (2012/06/29 家電Watch)
で、さっそくAmazonでLDA16N-Hを購入してみた。明るさが100W形白熱電球を超えるLED電球なのに、消費電力はたったの15.8W。

さまざまな条件での照明実験は上記のページをお読みいただくとして、僕の場合は一般的な白い壁紙の6畳相当のフローリングの部屋のシーリングライトを、このLED電球1個に取り替えてみた。
ちなみに、取り外したシーリングライトは40Wと30Wの二重環形蛍光灯に、白い半透明の平べったい半球形カバーが付いた、ごくありふれたものだ。消費電力は38W+30Wで68Wになる。
Luminoa LDA16N-HはローゼットをE26形口金に変換する550円の器具をかませるだけで、直接裸電球状態で付けてみた。見た目には、まったくダサイったらありゃしない状態になる。でもとりあえず単なる実験なので、良しとした。

さて、肝心の明るさだが、さすがにLuminoa LDA16N-Hが1灯だけでは、二重環形蛍光灯のフルの明るさに比べると暗い。
なので、照明をシーリングライトだけにたよる必要がある部屋、たとえばリビングやダイニングなどにはおすすめできない。
しかし、パソコンを使う部屋など、全体照明の他に、デスクライトも使う部屋なら、このLuminoa LDA16N-Hが1灯あれば十分だ。
たとえば僕が使っているデスクライトは、27WのU形蛍光灯なので、15.8W+27W=42.8Wの消費電力だけで、十分な明るさでパソコン作業ができる。
ただ、全体照明として1灯だけでは少し暗い、ということが分かったので、楽天で格安の2灯ソケット式天井照明と、追加でLDA16N-Hより明るさが一段下のLDA14N-Hを購入することにした。
2灯式ソケット天井照明 (楽天インテリアショップ「わのん」)
これで計算上の全光束は1,550ルーメン+1,300ルーメン=2,850ルーメンになる。実はこれでも40W+30Wの二重環形蛍光灯の全光束には、遠くおよばない。
しかし、よくよく考えれば、デスクライトを併用してパソコンをしたり、事務作業をしたりする部屋に、40W+30Wの二重環形蛍光灯は明るすぎたのだ。
とにかく夜でも真昼のように明るく、こうこうと部屋の中を照らさないと気がすまないように思わされているのは、下世話な言い方をすれば、僕らが「電器メーカーの陰謀にのせられた結果」なのである。
消費電力の多くが光にならずに、熱になってしまい、点灯中は熱くて手で触れなくなるような蛍光灯とは、読者のみなさんも段階的におさらばした方がいい。これからもどんどん性能が良くて安価なLED照明が出てくるはずなので。

3万円以下で高音質なヤマハの激安5.1chサラウンドシステム!

いよいよワールドカップ中継の始まり。せっかくなら、臨場感たっぷりの5.1chサラウンドで見たいもの。
そこで、デフレの世の中、3万円以下で高音質な5.1chサラウンドが聞けるヤマハのTSS-20がおすすめ。(しつこくて済みません)
とにかく安く、手持ちのテレビの音を、5.1chサラウンドに変身させたい人にはベスト・チョイスだ。
ヤマハ株式会社 TSS-20 紹介ページ

26インチの液晶ハイビジョンテレビが5~6万円で買えるのに、サラウンドシステムに5万円以上かけるのはバカげている。
YAMAHA TSS-20なら、税込み3万円未満で、普通のマンションなら十分すぎる音質と音量で、5.1チャンネルの迫力のサラウンドが楽しめる。
5つのサテライトスピーカーは、ルービックキューブぐらいの大きさしかないので、「こんなに小さくて大丈夫?」と思ってしまうが、意外なほどよく鳴る。
8畳くらいの広さのリビングなら、センターから十分すぎるくらい、はっきり鳴ってくれる。さすがYAMAHA!
サブウーファーは意外に大きめで、低音域をきっちり鳴らしてくれる。むしろ、鳴りすぎるぐらいに。試しにサブウーファーだけ外すと、バラエティー番組でさえ音の厚みがなくなり、物足りない。
まして音楽番組やスポーツ中継などは、サブウーファーがあるのとないのとでは、臨場感がまったく違う。スポーツ中継だと、観客の地鳴りのようなどよめきが、この値段なのに、ズシズシ響いてくる。いちどサブウーファー付きでテレビを見始めたら、もうTV内蔵のスピーカーにはもどれない。
ただし、カーペットや畳はダメ。フローリングの床に、説明書どおり、壁に対して45度の角度に置くのがいちばん鳴りが良い。下の階の人に迷惑かな、と思うくらい、よく鳴ってくれる。
26,800円でこれだけ臨場感ある5.1chサラウンドを楽しめるのだから、買って絶対に損しない。テレビ本体より高額なサラウンドシステムを、わざわざ買いたいというなら話は別だが...。
パソコン周辺機器メーカーの商品を買うくらいなら、楽器のヤマハが作っているこの製品、TSS-20がベストの選択だ。

「フル」ハイビジョン動画編集用クアッドコアの最適マシン

「フル」ハイビジョン動画編集する可能性があれば、i5のクアッドコアプロセッサー、Windows 7 64bit版くらいを買っておけば、3年は買い換える必要はなくなるのではないか。

アマゾンならマウスコンピューター製の高性能マシンが購入できる。ちなみに僕が使っているのもマウスコンピューターだが、Core2 QuadでWindows Vista Home Premium 32bit版なので、もはや一世代前のマシンになってしまっている。
でも非常に快適に使えているので文句はない。Windows 7は、たまたま肉親が購入したノートパソコンで初めて32bit版に触れたのだが、シングルコアのCPUでも驚くほどサクサク動く。
おそらくクアッドコアのCPUで、メモリ4GB、内蔵ハードディスクがSATAの7200rpm、Windows 7 Home Premium 64bitの左の製品は、信じられないほどサクサク動画編集をしてくれるのではないか。
ちなみに、いまだにネット上にはマウスコンピューターの品質が悪いという書き込みが残っているが、すでに過去の話だ。実際、僕はマウスコンピューターのマシンを使っていて、訳の分からないトラブルに見舞われたことは一度もない。とっても快適なパソコン生活である。

ハイビジョン動画撮影・編集が4万円以下でできる世の中

光学30倍ズームのハイビジョンビデオカメラが、25,000円以下で買えるようになった。すごい世の中になったものだ。

三洋電機のXacti(ザクティ) DMX-WH1だ。水中撮影可能な防水機能までついている。
しかもSDHCカードにMPEG4形式で記録されるので、カードリーダーでパソコンにコピーし、Windows Live Movie Makerにドラッグ&ドロップするだけで、簡単にビデオ編集までできてしまう。
ただしSDHCカードは、Class6以上の書き込み速度が高速なものを、2時間程度撮影したいなら16GB以上のものを購入しよう。

2時間以上撮影するなら、予備のリチウムイオン電池「DB-L50」も買っておいた方が良い。
本体、16GBのSDHCカードClass6、予備の電池を合わせても4万円以下だ。
※Windows Live Movie Makerは、Window Movie Makerとは異なるのでご注意を。下記のマイクロソフトのウェブページから無償でダウンロードできる。ただし動作が不安定で、かなり頻繁にフリーズするが、それは例によってマイクロソフトの一般消費者向け製品の品質の悪さということで、ご愛嬌。
「Windows Live ムービー メーカー」ダウンロードページ
もちろん最近は、デジカメもフルハイビジョン動画撮影に対応している。例えば、キヤノンの一眼レフEOS kissシリーズも、最近はフルハイビジョン動画撮影対応だ。しかし、レンズセットを買うと、やはり8万円くらいの値段になってしまう。
しかも、ほとんどのデジカメの液晶モニタ部分は、ビデオカメラのような開閉式・上下可動式になっていない。それに、望遠レンズをつけた一眼レフカメラは、ビデオカメラに比べて、圧倒的に重くてかさばる。
一眼レフカメラでの動画撮影は、絞りや焦点距離を自在にコントロールでき、確かに魅力的だが、そこまでして動画を撮影したいなら、ワンランク上のビデオカメラを買うべきだろう。
Xacti DMX-WH1は、ハイビジョンしか撮れないが、本体の軽さ、バッテリーの持ち、起動の速さ、光学ズームの性能、撮影した動画の編集のしやすさなど、とにかく手軽にハイビジョン動画撮影を楽しみたいなら、価格性能比の面でベストの選択だろう。
ただ、一つ気になるは9点測距のオートフォーカス機能は、望遠側いっぱいにすると、なかなかピシッとピントを合わせてくれない。
望遠側を多用する撮影シーンでは、中央重点測距モードに切り替えて撮影することをおすすめする。その代わり、画面の端にピントを合わせるには、マニュアルフォーカス・モードに切り替える必要が出てくる。
実質、Xactiでマニュアルフォーカスでピントを合わせつつ撮影するのは不可能だが、そこまで凝りたいなら、出費覚悟で高機能モデルを買うべきだろう。
どうしても「フル」ハイビジョンにこだわりたい方は、同じXactiシリーズに「フル」ハイビジョンモデルもある。

ただし光学ズームは10倍までとなってしまう。ただ、実際の撮影現場で光学30倍ズームなど使おうものなら、手ぶれ補正しても、画面はぷるぷるふるえるので、光学ズームは10倍あれば十分だ。
「フル」ハイビジョン対応のXactiでも4万円。恐ろしい世の中になったものだ。
ちなみに、ハイビジョン動画をWindows Live ムービー メーカーなどで編集しようと思うと、パソコンのCPUはCore 2 Duo以上は必須なのでご注意を。
僕はCore2 Quad 2.83GHzのマシンを使っているが、それでも10分程度のハイビジョン動画の最終書き出しには、6~7分かかる。
それにしたって、9年前のことを考えると隔世の感がある。当時は同じく10分程度の720×480のノーマル動画を書き出すにしても、ハードウェア・エンコードするために、専用のビデオキャプチャ・ボードを買う必要があった。今はそれが、パソコンのCPUの力だけでエンコードできてしまう。
いやいや、長生きするもんですな。(どういう締め?)