カテゴリー別アーカイブ: テレビ

「良いテレビ番組」と「悪いテレビ番組」の個人的な基準

どうでもいいことだが、最近ほんとうにテレビを見なくなった。
以前は、報道番組以外は、確信犯的にバカをやっているという理由で、お笑い番組だけを見ていた。
深夜アニメとAKB48関連番組は、日本のサブカル好きの中国の若者と、ネットで交流する必要性から見ている。
個人的に見るに耐えないのは、以下の様なフォーマットの番組。
(1)いかがわしい情報番組
医療、法律、海外情勢、政治など、本来は専門家が正しく伝える必要があるのに、テレビ局の制作者の知的水準に合わせているせいで、ほぼデタラメか、きわめて偏った情報しか伝えていない番組。
例:『たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学』、『行列のできる法律相談所』(もう法律相談はやめて島田紳助の「遺志」をついで偽善的な企画ばかりやっているらしいが)、『ネプ&イモトの世界番付』、『ザ!世界仰天ニュース』、『世界まる見え!テレビ特捜部』、『秘密のケンミンSHOW』、『世界一受けたい授業』、『ビートたけしのTVタックル』、『ホンマでっか!?TV』など。
(2)露悪趣味的トーク番組
芸能人や、半ば芸能人扱いの一般人が、プライバシーや自らの醜態を売り物にする露悪趣味的番組。
例:『痛快!ビッグダディ』、ニューハーフや熟女など「キワモノ」ばかりひな壇に並ぶトーク番組など。
(3)陳腐な倫理観を押しつけるテレビドラマ
テレビドラマは普遍的な倫理観を描けるという、とんでもない勘違いをしているドラマ。
例:代表例は『斎藤さん』と思われる。その他無数にありそうだが、なにしろ見たことがないので例をあげられない。『ショムニ』など民間企業や官公庁を舞台にしたドラマは、NHK制作を除いてほとんどが当てはまると想像する。
(4)自己満足的な感動の押し売りをするバラエティー番組
自分たちの番組のこれまでの紆余曲折を、さもたいへんな努力の成果であるかのように自画自賛するバラエティー番組。
例:AKB48関連のバラエティー番組ほぼ全て(誰が卒業だとか見えないところで努力しているとか知ったこっちゃない)、『お試しかっ!』、『いきなり!黄金伝説』、『めちゃイケ』、『24時間テレビ 愛は地球を救う』など。
(5)レベルが低すぎるクイズ番組
出題のレベルが低すぎて、視聴者をバカにしているのかと思わせるクイズ番組。
例:『Qさま!!』『ネプリーグ』『快脳!マジかるハテナ』『ペケポン』など。
では僕が個人的に、見ても無害だろうと思うテレビ番組が何かと言われれば、以下のとおり。
(1)自己検証をきっちりやる情報番組
過去放送分の検証をやって、内容の見直し、訂正放送まできっちりやる情報番組。民放にはほとんどなく、ほぼNHKしかやらない。
例:『ためしてガッテン』など。
(2)工場見学・職場見学系の情報番組
裏にタイアップがあると分かった上でも、一定程度は有用な情報を入手できる。ネタの重複が多い。そのうちネタ切れになるだろう。
例:『シルシルミシルさんデー』『超潜入!リアルスコープハイパー』など
(3)日本国内の街をゆるく紹介する番組
日本人が日本国内の街をゆるく紹介するだけなら、偏見が入り込みようがなく、人畜無害なため。
例:『笑ってコラえて!』の「日本全国ダーツの旅」、『出没!アド街ック天国』、『モヤモヤさまぁ~ず』、『ナニコレ珍百景』など。
以上。ただ、テレビなんてそもそも真剣に見るものではない。こうして真剣に「良い番組」「悪い番組」を仕分けすること自体が、アホらしい。
なのでここまで読んでいただいた方には、完全に時間をムダにさせてしまった。申し訳ない。

芸能一家の離婚騒動に反応する遙洋子は情報弱者である

高嶋家で離婚騒動がもちあがっているらしいが、僕にとっては100%ど~でもいい。
『なぜ自分の手でブランドを叩き壊すのか~まるで「逆セルフプロデュース」の高嶋離婚騒動』 (遙洋子 日経ビジネスオンライン:遙なるコンシェルジュ「男の悩み 女の嘆き」)
この日経ビジネスオンラインのコラムで、遙洋子は離婚騒動で高嶋家のイメージが丸つぶれになったことを、企業のブランドのセルフプロデュースの反面教師の事例として分析している。
が、そもそも高嶋家にそんなにブランド力があったのかどうか。それ以前に、芸能界で高嶋家にブランド力があるかどうかに、それほど社会的な重要性があるのか。さらにそれ以前に、高嶋家って誰?という話がある。僕はたまたま高嶋家のことを知っているけれども。
遙洋子は、この種の下らない芸能スキャンダルに反応し、かつ、上記のコラムを読むかぎり、テレビのワイドショーで離婚騒動の情報をかなり熱心に集めており、かつ、自分の本業で大マジメにネタとして使ってしまっている時点で、彼女は自分の論点とは正反対に、高嶋家のセルフプロデュースの成功を認めてしまっている。
芸能人は、好かれようが、嫌われようが、注目されてなんぼ、である。その意味で、この離婚騒動が遙洋子の関心の的になっている時点で、セルフプロデュースとしては大成功だ。
で、僕がここで書きたいのは、遙洋子のコラムが下らないということや、高嶋家の離婚騒動ががどうでもいいということではなく、僕自身が最近、民放のお笑い番組や情報バラエティーをほとんど見なくなったなぁ、なぜなんだろうなぁ、ということだ。
以前は、食事の後、そのままダイニングに残って、惰性で『お試しかっ!』『踊る!さんま御殿!!』『ナニコレ珍百景』『ぐるぐるナインティナイン』『王様のブランチ』『サンデー・ジャポン』などの番組を見るのが日常だった。
それが最近では、食事が終わるとすぐにPCに向かい、ツイッターやニュースリーダー、ニコニコ生放送などで時間をつぶすようになった。
お笑い番組や情報バラエティーが、この年齢にしてはミーハーなほど好きだった自分が、いったいなぜピタっと見なくなったのか。自分でも不思議なくらいなのだ。
一つは、福島第一原発事故の報道を通じて、僕自身も意外なほど、マスメディアに対する不信感が決定的になったことがある。
その代わりに、インターネット上のメディアや草の根情報を、はるかに重視するようになった(それらを信頼するようになったわけではない)。
それまで、選挙制度改革、財政再建、金融政策といった政治的なテーマについて、『サンデー・ジャポン』のような情報バラエティーで、芸人だか専門家だかわからない有象無象が、適当なことをくっちゃべっているのを見ていても、それほど不愉快に感じなかった。
しかし、原発事故とエネルギー政策について、そうした有象無象が脱原発であれ原発推進であれ、本人は真摯であるつもりなのだろうが、明らかにバイアスのかかった意見を語っているのを、イヤというほど目にした結果、ただ不愉快でしかなくなった。
では、バラエティー番組全般を見る気が失せたのはなぜか。
こちらは、まず一つめの理由は、同じネタの使い回しが目に余ることだ。
例えばネットの動画投稿サイトから借用した「おもしろ動画」を、各局のバラエティー番組があちこちで使い回し、例によってワイプとよばれる小さな囲み画面の中で、ゲストたちが紋切り型の反応をする。
二つめの理由は、番組フォーマットそのものの使い回しが目に余ることだ。
『シルシルミシル』と『リアルスコープZ』といった工場見学モノ。『Qさま』のように芸能人が、大したことのない雑学を競い合うクイズ番組。
ひな壇にすわったゲストたちを、司会者のお笑い芸人がいじる番組。逆に、ひな壇にすわったお笑い芸人たちが、ゲストをいじる番組。
池上彰の『そうだったのか!学べるニュース』のように、世の中のニュースを分かりやすく伝えるのはいいが、あまりに単純化して重要な論点をあっさり切り捨てて平気な番組。
そして明石家さんまやナインティナインなど、人気お笑い芸人がメインになっている番組。お笑い芸人がメインだと、その芸風が番組フォーマットを決定してしまう。明石家さんまと、引退済みの島田紳助がその典型だ。
この種の一定のフォーマットをもつバラエティー番組で、見ていてまだ面白いのは『モヤモヤさまぁ~ず』くらいだろう。その理由は、さまぁ~ずの芸風が固定化されたフォーマット自体を茶化す芸風だからだ。
三つ目の理由は、たかが芸能人やアナウンサーが識者ぶる様子が見苦しいことだ。
例えば、ビートたけし、爆笑問題、みのもんた、そして正確には芸能人ではなくプロデューサだが、テリー伊藤。関西では、上岡龍太郎、やしきたかじん、正確にはアナウンサーだが、辛坊治郎など。
こうした芸能人たちの知識人的ふるまいの見苦しさと言ったら、反吐が出そうなほどだ。
まず、スポンサーによるバイアスのかかった民放の報道バラエティーを見る時間があれば、インターネット放送で極右や極左の、自主検閲のない極論を聞いたり、書籍でじっくりモノを考える方が、多様な意見についてよほど正確な理解を持つことができる。
次に、バラエティー番組だが、視聴者の趣味嗜好が細分化し、東日本大震災クラスのニュースを除いて、最大公約数的なニュースバリューのある出来事がなくなっているにもかかわらず、例えば、最初にあげた高嶋家の離婚騒動のような、ほんとうにど~でもいいニュースを各局横ならびで伝え続けている時点で、すでに終わっている。いわゆる「オワコン」化している。
そんな無価値なニュースを伝える番組を見るくらいなら、やはりインターネット上で、自分自身の趣味嗜好にピンポイントで合致する情報を収集する方が、有意義な時間が過ごせる。
自分の趣味に合わないことがらについても、インターネット上ならちゃんと賛否両方の情報や意見を収集できる。AKB総選挙のように、テレビのどのチャンネルも否定的なことを伝えないという、うす気味の悪い状況は、インターネットでは起こりえない。
要するに、日本のマスメディアは多様性を自ら失うことで、ゆるやかに自殺している。
対して、インターネット・メディアは、今のところ多様性を失わずにすんでいる。もちろんその多様性の中には、僕のブログも含めて、大量のゴミが混じっているけれども、多様性がないよりはるかにましだ。
すでにこういう状況になっているにもかかわらず、いまだにテレビというマスメディアに依存した生活を送っていると、最初にあげた遙洋子のコラムのように、高嶋家の離婚騒動にような、全くニュースバリューのないニュースを、大マジメな企業戦略分析で引き合いに出すという、かなり見苦しい姿をさらすことになる。
テレビの芸能ニュースを熱心に見て、それを日常生活で話題にすることは、「自分は情報弱者です」と宣言しているようなものだ、ということを自覚したほうがいい。
もちろん、僕のブログのような下らない文章を読んで、「なるほど~」なんて思ったとしても、決してそれを口外してはならない。たかが、一会社員がヒマにまかせて書いた文章を話題にすることも、自分が情報弱者だと宣言しているようなものだ。
それにしても、これほど短期間に、自分から見える世界の様相が一変してしまったことに、個人的にはただ驚くしかない。

AKB総選挙は倫理的か、と問う必要は本当にないか?

この「愛と苦悩の日記」に、AKB48総選挙を非難するブログを最初に書いてから、もう2年になるのかと思うと、2年間で大して成長のない自分自身に愕然とする。
『AKB48総選挙は秋元康による若年層の搾取である』 (2010/06/11 愛と苦悩の日記)
『AKB48利権の幻想装置と若年層の相互寄生』 (2011/05/31 愛と苦悩の日記)
2年前と1年前のこれらの文書さえ、現在の僕にとっては、すでにほぼ意味不明なので笑ってしまうが、要点はこういうことだろう。
AKB48というアイドルグループ事業を継続するには、運転資金が必要である(当たり前のことだ)。
アイドルグループはCDやコンサート・チケットの売上によって、その運転資金をまかなっている。
アイドルグループのファンは、CDやチケットを購入することでさまざまな便益を得ており、その対価に見合うことを納得した上で、CDやチケットの価格分の金額を支払っている。
「AKB総選挙」は、投票権を、CDというかたちで、お金で買うことができる仕組みである。
ファンの中には、自分が応援しているメンバーが上位になるように、より多くの投票権得るために、同じCDを数百枚、数千枚と購入する人がいる。
そのファンは、自分の応援するメンバーが上位になる、という便益を得る対価として、数万円や数十万円の金額は妥当だと、自分の意思で判断している。
僕が問題にしているのは、このような仕組みをもつ「AKB総選挙」に、本当に倫理的な問題がないのかということだ。
問題点を一点にしぼるとすれば、AKBの運営者側が、「AKB総選挙」の投票権を有料していることに、本当に倫理的な問題がないのかということだ。
例えば、運営者側が、1票の金額を定額ではなく、たくさんの票数を買えば買うほど、1票あたりの単価が安くなるようにし、より多くの票(=CD)を購入するインセンティブをファンに与えないのはなぜか。
「AKB総選挙」というスキームを利用すれば、運営者側はもっと効率的に売上を増やすことができるにもかかわらず、あたかも節度や倫理観をもっているかのように「偽善的」にふるまっているのはなぜか。
なぜ、「AKB総選挙」の投票権を、CD販売と切り離して無料にしないのか。あるいは1人1票になるような工夫を、なぜ意図的に避けているのか。
例えば、ファンクラブ会員に対して、入会時に登録した電話番号1つに対して1票など、できるだけ1人1票になるように、つまり、ファンクラブの年会費さえ払えば、誰もが1票ずつ投票権を得られ、かつ、1票しか投票権を得られないような仕組みに、意図的にしていない理由は何か。
もっと言えば、「AKB総選挙」に数万円をつぎこんでいるファンは、ソーシャルゲームの「コンプガチャ」に数万円をつぎこんである利用者と、何が本質的に異なるのか、それとも本質的には同じなのか。
ソーシャルゲーム内のアイテムを、オークションなどで現金化することを禁止できたと仮定すれば、ソーシャルゲームを「クリア」することで利用者が得られるのは「満足感」や「優越感」といった実体のないものだ。
「AKB総選挙」で自分の応援するメンバーが上位になるのも、同じく実体の無い「満足感」や「優越感」だ。
ソーシャルゲームでは、何円使えばゲームをクリアできるかを、利用者があらかじめ知ることはできない。「AKB総選挙」でも、何円使えば自分の応援するメンバーが、自分の望む順位になるか、あらかじめ知ることはできない。
ソーシャルゲームでは、ゲーム運営会社がゲームをクリアできる確率を調節し、利用者がもっとお金を使うように誘導していたことが分かっている。
「AKB総選挙」で事前に流される順位予想が、ファンにもっとCDを買わせるように働かないとは断言できない。もっと言えば、票数が操作されていないとは誰も断言できない。
顧客が自由意思によって金を払い、その金に見合う満足感を得ているのであれば、サービスを提供する側は、それ以上のいかなる倫理的配慮もする必要がない、という考え方は、本当に適切なのだろうか。
AKBシステムのような「ドル箱」を、マスコミが自らつぶすような議論を展開するはずがないので、来年もまた「AKB総選挙」は行われるのだろうけれども…。

低レベルすぎたフジテレビ『なかよしテレビ』の日中韓比較

フジテレビの『なかよしテレビ』をたまたま見たが、ひどい番組だった。視聴者の一般的な「中国観」におもねるのもいい加減にしろ、という感じだ。
周来友のような大声でまくし立てる、日本人の思う「典型的中国人」を出演させ、中国の世界最大の橋の話が出てくれば、品質は大丈夫なのかという、中国製品=粗悪品というお決まりのツッコミが入る。
唯一評価できるとすれば、中国人の夫婦は、共働きが当たり前、夫が家事をするのも当たり前という事実の紹介だ。
しかし、番組に登場した韓国人夫婦にも同じことが言えるが、明らかに「勝ち組上流階級」の家庭だけを取り上げるのはどうかと思う。バランスをとる意味でも、本当の一般家庭も取り上げるべきだろう。
ゲスト出演した石破茂は強引に、「日本も軍隊を持たなければ一人前の国とは言えない」という持論をしゃべり出すし。
いずれにせよ、番組の最後では3か国の出演者が無理やり「なかよしソング」的なものを歌わされるという、徹頭徹尾低レベルな番組で、見ていて気分が悪くなった。
ただ、ホリプロ所属でSDN48のメンバーであるチェン・チュー(陳屈)が出演しているので、彼女のせっかくのレギュラー番組をなくすのは酷だし…。
フジテレビの頭の悪いバラエティー班には、大人が見るまともな異文化交流番組は作れないということで、仕方ないといえば仕方ない。

おすすめ40型LEDフルハイビジョン液晶テレビ BRAVIA 40EX720

薄型テレビを買い換えよう思っている方へ、少しでもアドバイスになれば。
ご承知のように薄型テレビは、完全地デジ化直前のかけ込み需要で値上がりした後、今は値崩れを起こしている。ウワサによれば冬モデルが発売された後も、旧モデルがさらに値下がりするらしい。
ただ、冬モデルの発売を待っていると、年末の「お正月くらい新しいテレビで迎えよう」という需要による、旧モデルの在庫切れで、旧モデルを安く買うチャンスを逃すおそれがある。
なので、旧モデルを安く買うなら10月末くらいまでがチャンスではないかと、勝手に想像している。
旧モデルと言っても、40型、フルハイビジョン、LED液晶、外付けHDDによる録画、倍速液晶、これくらいの条件は満たす製品を選びたい。でもできるだけ安くすませたい。
そういうわけで僕が狙いをつけたのは、各社の標準モデルのうち、東芝レグザ 40AS2だった。
価格.com:東芝 REGZA 40AS2
最大の理由は安さ。40型のLEDフルハイビジョン液晶なのに、家電量販店でも5万円台。

しかも、たまたま所有のHDDレコーダーが東芝製品(REGZAの一世代前のVARDIA)で、REGZAリンクで連動させることができる。
チューナーは地上デジタル、BS、CS各1個ずつしか搭載していないが、液晶は倍速で、HDMI入力端子も2つある。2つあればHDDレコーダーからの入力以外にも、もう1つ、パソコンからの入力や、ウチの場合はケーブルテレビのチューナーからの入力などにも使える。
外付けHDD録画はできないが、まあREGZAリンクでHDDレコーダーとある程度連動させられるので、ここは5万円のために多少の妥協はしよう。「価格.com」のユーザーレビューにも、他社の標準モデルに比べて決定的に悪い評価は見当たらない。
そういうわけで、ヨドバシカメラ秋葉原店に出かけたところ、同じようなことを考えている消費者はたくさんいるということで、先週まで在庫があったはずの東芝REGZA 40AS2は、次の入荷が2011/10/02(日)となっているではないか。
そこで思ったのは、これは8万円台のモデルを考え直すチャンスかもしれないということ。
店内を見てまわると、シャープ AQUOSやパナソニックVIERAに8万円台の標準モデルが見つかったが、意外だったのはノーマークだったソニーBRAVIAに7万円台の40型モデルが複数あったこと。
BRAVIA KDL-40EX720、BRAVIA KDL-40EX72S、BRAVIA KDL-40EX52Hの3機種だ。
LEDフルハイビジョン液晶を必須条件にすると、40型ではこの3機種に絞り込める。いずれも店頭で7万7,000円~7万9,000円の範囲内だった。
KDL-40EX52Hのみ録画用500GB HDD内蔵。内蔵チューナーもダブル。外付けHDD録画にも対応。HDMI入力も3つある。
KDL-40EX72Sは録画機能は内蔵せず、内蔵チューナーも1個だけだが、インターネット対応で、YouTubeなどのインターネット動画サイトの動画を見ることができる。外付けHDD録画には対応。HDMI入力は4つで、HDDレコーダー、ケーブルテレビチューナーからの入力を接続しても、まだ2つ余る。
ただ、TVサウンドバーというのが、価格.comのレビューを読むと音質の評価が低いわりに、この機種の外寸の「高さ」を高くする要因になっている。要は外観があまりよろしくない。
KDL-40EX720は録画機能は内蔵せず、内蔵チューナーも1個だけだが、インターネット対応。外付けHDD録画には対応。HDMI入力は4つ。TVサウンドバーのようなギミックはない。

最終的には、HDD内蔵をとるか、インターネット対応をとるかの選択になった。
どちらも外付けHDD録画はできるのだから、どうせならYouTubeをリビングの大画面テレビで見られる方が面白いだろうし、店頭価格はKDL-40EX720の方が少しだけ安かったので、最終的にはHDD内蔵を捨てて、インターネット対応のKDL-40EX720を購入した。
ヨドバシカメラ秋葉原店の店頭価格で77,100円。古い26インチ液晶テレビのリサイクル価格は2,835円。ギリギリ8万円以内に収まった。
即日配送でリビングに設置してみると、今まで使っていた2004年製のVictor26インチ液晶テレビと比べると別世界になった。
まずハイビジョンとフルハイビジョンの違い。それからバックライトがLEDになったため、全体にスリムで端正なシルエット。最も薄い部分が3.0cmというのは、ブラウン管テレビを液晶に買い換えた時ぐらいのインパクトがある。
それから、自宅のPCに接続していた、2007年冬モデルのアイ・オー・データ機器製、外付けHDD「HDCN-U1.0」をUSB接続してみた。もちろんKDL-40EX720の正式なサポート対象機器リストには存在しないが、手順どおりテレビ側から初期化すると、問題なく予約録画できた。
これでテレビ単体で予約録画が完結でき、DVDへ書き出し、パソコンでリッピングしたい場合だけ、東芝のHDDレコーダーを使えばよくなった。
また、インターネット機能は、仕様どおりYouTube動画をキーワード検索して、テレビの大画面で見ることができた。もちろん動画の画質はそれなりだし、キーワード検索の使い精度は悪い。
それでも、YouTube以外にもU-SENなど、他のプロバイダーの動画サービスも見ることができる(当然有償だが)。
また、今までの液晶テレビにはHDMI入力端子がなかったので、映像はD端子、音声はコンポジットケーブルでテレビに入力していたが、それらをHDMI入力にすることで、HDDレコーダーとケーブルテレビから出力されるフルハイビジョンの映像を初めて確認できた。
番組表のレスポンスも、今までの液晶テレビに比べると雲泥の差。チャンネルを替える時、いちいち画面が真っ黒になるのがやや気になるが、よっぽど頻繁にザッピングしない限り致命的ではない。
さらに、BRAVIAのこのモデルは、薄型テレビとしては標準的な10Wスピーカー×2個だけだが、擬似的なサラウンド効果があるので、テレビを見ていて音楽などの部分は、自動的にサラウンドっぽく聞かせてくれる。まあこれはオマケ程度でしかないが。
音声については光出力端子があるので、ホームシアターシステムに接続すれば、本格的なサラウンド音声も楽しめる。おかげでウチにあるYAMAHA TSS-15も、まだまだ現役で使える。
これだけの展開がある40型LED液晶テレビが8万円しないのだから、SONY KDL-40EX720 今が買いだろう。