愛と苦悩のコロナ闘病記 その7 健康観察クラウド

健康観察クラウド「LAVITA」

朝、夕の体温、血中酸素飽和度、脈拍数の報告は、スマホやコンピュータが苦手な人は10:00~11:00に看護師から電話があったとき口頭で伝える。

スマホやコンピュータが使える人は日本光電社製のクラウドシステム「LAVITA」から入力する。

最初の封筒にあったLAVITAのマニュアルに、お手持ちのスマートフォンから入力できますとあったため、筆者も最初の1回はスマホから入力した。

マニュアルのQRコードをスキャンしてサイトを開き、QRコードの下に一部手書きされた自分専用のログイン用IDとパスワードでログインする。二要素認証ではない。

ログイン用ID、パスワードとも、接頭辞は固定で、IDの可変部分は数字6桁、パスワードの可変部分は数字3桁しかない。前後のID、パスワードが推測できそうでやや心配になった。

また、マニュアルには「パスワードは絶対に変更しないで下さい」とあった。施設の運用上、スタッフが感染者のIDとパスワードでログインできるようになっているのかもしれない。

ログインすると右上に自分の氏名がバッチリ表示され、測定値の入力インターフェースと時系列の推移を見る折れ線グラフがある。

スマホに最適化された画面がなく異常に入力しづらいので、施設に持ち込んでいたラップトップで同じURLを開いてみるとやはりPC用インターフェースだった。2回目以降はPCから入力することにした。

ここに氏名が登録されているだけで感染者と分かり、かなりの機微情報だが、二要素認証を付けてしまうと一般の感染者のリテラシーでは使えなくなってしまうのだろう。

数値入力のUIはあまり直感的ではなく、スマホを使って計測値を報告した人はあまりいなかったのではないか。最初に看護師から体調確認の電話があったとき、システムに入力して下さっているんですね、と言われたくらいなので。

こうしてセキュリティ的にノーコメントなパブリッククラウドも使いつつ、効率的に宿泊療養者の体調管理をしているわけだ。

*) なお退所後、このログイン用IDとパスワードでのログインは不可能になっていた。

日々の療養生活

同じ時期に入所していた方々に、筆者と同じアラフィフらしき男性は1人しか見かけなかった。ほとんどが20代、30代、せいぜい40代とおぼしき人で、男女比はほぼ1:1。

療養生活は先に示したスケジュールどおりの日々が淡々とつづくだけ。居室の外を歩き回ることも禁止されており、取り立てて書くことはない。

ひとつ書くとすれば、入所して最初の体調確認の電話がかかってきたとき、看護師から「解熱剤を飲まないように」と言われたことだ。

入所の前日、保健師さんからあれほど強く言われて解熱剤をようやく飲み始めたところなのに、実際の体温が分からなくなるという理由でやはりやめることになった。

内心は解熱剤をやめると体温が38度台にもどり、宿泊療養から追い出されるのではと不安だったが、幸い体温が38度台にもどることはなかった。

発症から1週間たてば自然と快方に向かうということだろう。ただ、完全に平熱にもどるにはまだ数日かかった。

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