総務省「電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データ」2015年度第3四半期で050IP電話の今後を予測する

ひさしぶりに総務省の電気通信サービスの四半期データを眺めていて、一瞬目を疑った。

「電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表 (平成27年度第3四半期(12月末))」 (総務省 2016/03/16発表資料)

詳細なデータは「別紙」の中にあるのだが、この「別紙」の「(2)音声通信」の冒頭を見た時に、「ついに050IP電話が統計からはずれた?」とびっくりしたのだ。

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もちろんそんなことがあるはずもなく、「IP電話の利用番号数の推移」という統計には、ちゃんと050IP電話が現れる。

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相変わらず050IP電話の利用番号数は横ばい。

OABJ番号IP電話が加入電話からの切り替え需要で、四半期ごとに約60万番号ずつ着実に伸ばしているのに対して、050番号IP電話は2015年度に半年かけて40万番号伸ばした程度。0ABJ番号の4分の1にとどまっている。

このグラフを見て、「これから050番号IP電話が伸びる」と予測する一は誰もいないだろう、ということは以前からここで書いているとおり。

ふつうに考えれば0ABJ番号の従来型加入電話が、OABJ番号のIP電話に切り替わる部分がIP電話の利用番号数の伸びの主流で、050番号のIP電話はマイナーな存在にとどまると予測できる。

いったいどういう理屈づけて、これから日本国内で050番号IP電話がどんどん普及していくという議論が成り立つのか、教えていただきたいものだ。