ASUS Zenfone 2 Laser ZE601KLを文鎮化させた後の覚書

GearBestで購入したASUS Zenfone 2 Laser ZE601KL(6インチフルHD液晶のAndroidスマートフォン)を間違って文鎮化させて後の覚書をブログ記事にしておく。かなり恥さらしな話だけれど。

文鎮化させた原因は購入後にASUSの公式ファームウェア更新を導入したこと。

なぜかファームウェア更新がOTA(over the air)で来なかったのに、購入した筐体のバージョンより新しいバージョンのファームウェアがASUS公式製品ページに存在することを知っため、Windows PCからUSB接続経由で、そのzipファイルを本体内RAMの最上位フォルダにコピーした。

するとAndroidが自動的にこの更新ファームウェアzipファイルを認識して、通知領域に「更新しますか?」と表示してきたので更新してみた。

その結果、見事に中国大陸版のファームウェアに更新され、Google Playが利用不能になってしまった。

ファームウェアのバージョン名に「CN」の文字が含まれている時点で、購入したZE601KLのROMがすでにカスタムROMであることに気づくべきだった。中国大陸版のCNがついたファームウェアでGoogle Playは利用不能だからだ。

Gearbestの販売業者はASUSの国際版ROM(バージョン名にWW=worldwideの文字がある)が焼き込まれた筐体ではなく、中国大陸内で購入した中国大陸版ROMのZE601KL筐体に「無理やり」Google Playを焼きこんで販売していたというわけ。

もちろんそんな細かい製品説明はGearbestの商品ページに書かれておらず、Google Play利用可能としか書かれていないが、よくよく読んでみるとファームウェアの更新をすると保証が切れると書いてあった(もちろんすべて英語で)orz

仕方なくworldwide版のファームウェアを焼き直す作業を開始したのだが、ASUS公式のbootloaderアンロック・ユーティリティが使えないことが分かった。よほど特殊なカスタムROMだったということになる。

この後の文鎮化までの道のりは、文鎮化の経験がある方ならご承知のとおり。

事前にAndroidレベルでUSBデバッグをONにしていたのは幸いだったけれど、最終的にはfastbootでしかWindows PCが端末を認識せず、adb.exeでは認識しなくなった。

つまりfastboot.exeだけで何とか文鎮から戻す必要があるということになる。

(Fastboot modeがつまりbootloaderによるブートだが、bootloader自体をアンロックできないため、既存のbootloaderをWindows PC側からfastboot.exeユーティリティで操作してどうにかするしかないということ。ちなみにZE601KLの場合、fastboot modeで電源ONにするには、電源ボタンとvolume UPを同時に押して電源を入れればよい)

XDAサイトを初めてこれほど精力的にあちこち調べまわって、ようやくfastboot oem reboot-recoveryというコマンドで、独自に焼きこんだrecoveryイメージで端末をrebootできることがわかった。

そして、本体内にファームウェアのZIPファイルを直接fastboot flash zip ~.zipでコピーするとエラーになる。

そのためWindows PCにダウンロードしたファームウェアのZIPファイル(1.5GB前後の大きなファイル)を、Windows PCから一旦microSDカードにコピーし、そのmicroSDカードをZE601KL本体内に挿し込むことで

つまり以下のとおり。


fastboot flash recovery recovery.img
fastboot oem reboot-recovery

ADBツール類をインストールしたWindows PCのフォルダ内で「ここでコマンドプロンプトを開く」を実行して、fastboot flash recovery ~で、ZE601KLの各種recoveryイメージを本体にコピーする。

その後fastboot rebootではなく、fastboot oem reboot-recoveryを実行して初めて、その独自にコピーしたrecoveryイメージで本体が再起動する。

現時点で分かったのはここまで。

今のところ、TWRPのrecoveryイメージをコピーしてもbootloopに入るだけで脱・文鎮には失敗。

またZE601Lは本来Z00Tが正規のROMだが、ASUS純正のZ00T、Z00Lどちらのrecovery.imgでもrecoveryモードに入ることには成功した。

ただしZ00Tのrecovery.imgをflashしてから、fastboot oem reboot-recoveryでrecoveryモードで再起動した後、Z00Tのファームウェアで端末をupdate開始しても、数分間待たされた後、ファームウェアが不正であるというエラーになり、結局ファームウェアのインストールができない。

この状況はZ00Lのrecovery.imgをflashしてから、Z00Lのファームウェアでupdateしても同じ。

試しにCyanogenmodeのrecovery.imgをflashしてから、recoveryモードで再起動しようとするとbootloopに入ってrecoveryモードにさえならない。

現時点では以上のような状況。

さて、このZenfone 2 Laser ZE601KLは文鎮状態から脱することができるのでしょうか?(爆)