2年前購入のBTOパソコンの騒音の原因が電源の「コイル鳴き」と判明

2年前購入のドスパラのBTOパソコンだが、使用中、常にというわけではないのだが、ピリピリピリという耳障りな音がたまにするのが気になっていた。

先日グラフィックボードをファンレスのヒートシンク冷却のものにダウングレードしても、その騒音はなくならないので、CPUの冷却ファンか、電源ユニット内部かどちらかだろうとは思っていた。

グラフィックボードをファンレスにしたせいで、その音がますます気になり出したので、パソコンのケースによくよく耳を傾けてみたら、どうやら電源ユニットらしいということが分かった。

そこで価格comやAmazon.co.jpで各種メーカーの電源ユニットを検索しているうちに「コイル鳴き」という言葉を見つけて、「なるほどこれのことかも」と納得し、電源ユニットを交換することに決定。

ただドスパラの静音モデルBTOパソコンは意外にぜいたくで、この「コイル鳴き」をしている電源自体がすでにオウルテックのFSP PT-550Mという80 PLUS PLATINUMのものすごくハイエンドな製品だった。

まあでも2年近く使えば個体によって不具合は出てきても仕方ないし、オウルテックの製品ページを見ると「3年間新品交換保証」とあるけれど「コイル鳴き」で交換してくれるかどうか問い合わせるのも面倒。

なのでパソコンを一から組み立てたことのない筆者は、いつかPCを自作するためのお勉強として電源交換を思い立った。

秋葉原のパーツ屋さんをあちこち歩いて、悩んだ挙句に購入したのが、そのオウルテックの下位製品、FSP 80PLUS GOLDのAURUM S 500Wを購入した。それなら全く同じ製品の新品に交換すればいいという話もあるけれど、少しでもお金を節約したかったので。

帰宅していざ電源ユニットを外そうとすると、CPUクーラーと干渉して外せない。仕方なくCPUクーラーを外すという初体験に挑戦。

四隅のピンの頭を90度回転させてようやく取り外し、グリスが塗られた自機のCPUと初対面。無事、電源ユニットを外して、新しい電源ユニットを取り付け、電源ケーブル類ももとにもどし、最後にCPUクーラーを取り付けなおそうとしたところで、困ったことになった。

四隅のピンをゆるめたときは問題なかったのだが、押し込む時にすき間が狭すぎてピンの頭に指先で力を入れられない。

困った。。。

仕方なく思い切って、再度ケーブル類をすべて外し、ケースファンも外し、グラフィックボードも外し、CPUクーラーをもう一度外して、マザーボードをケースに固定しているネジもすべて外して、マザーボードをケースから取り出した。

これでCPUクーラーの四隅のピンをしっかりと押し込むことが出来る。

ところがパソコン自作経験がないくせに、CPUクーラーの四隅のピンの挿し方をろくにインターネットで調べずに、自分で試行錯誤したものだから、どうも四隅のピンがきちっと挿せず、ぐらつきが残る。

まあでも少しくらいのぐらつきなら大丈夫でしょうと、何の根拠もない納得をして、すべてを元に戻していざ電源を投入。

するとグラフィックボードを交換したときと同じく、いったんはBIOSの起動画面でBIOS再設定を促され、とくに設定を変えずにそのままWindows 10 Home Edition (64bit)を起動してみた。

意外にもあっさりと起動して、普通に使えたので、「何だ電源ユニット交換なんて簡単じゃないか」と思って動画エンコードをしたら、CPUファンがものすごい音で回転しはじめた。

不審に思ってモニタリングソフト(グラフィックボード交換時にインストールしてあったMSI Afterburner)を起動してみると、CPUの温度が摂氏98~100度に張り付いている。

「こりゃマズい!CPUがぜんぜん冷却されてない!せっかくのIntel Core i7 4670を無にしてしまう!」

あわててケースを開けて、今度はちゃんとインターネットでCPUクーラーのピンの挿し方を調べた。ピンの頭にある四分の一円形の矢印が、外を向いている状態で押し込まなければならない、押し込むのは対角線のピンの順に。

今度はそのやり方どおりにピンをマザーボードに押し込むと、きっちり固定されたような、されていないような…。

不安を残しつつまたすべて元通りにして、Windowsを起動すると、MSI AfterburnerのCPU温度は見事に50度以下の範囲におさまった。

素人がパソコンのパーツ交換をするときは、ちゃんと細かい方法をお勉強してからにしましょうという、当たり前のことを身を持って体験しました(笑)。