Project Server 2007で壊れたエンタープライズ・グローバルを復旧させる方法

久しぶりにMicrosoft Project Server 2007について、検索エンジンに引っかかるようにTipsとして記録しておく。ネタ元は下記のページ。
‘Error accessing file: Network connection may have been lost when accessing VBA Macros stored in the Enterprise Global in Project Server 2003 and 2007’ (2009/04/13 Project Server Help Blog)
Project Server 2007には「エンタープライズ グローバル」という、全てのプロジェクトファイルのテンプレートになるファイルがサーバ側に初期状態で用意されている。
この「エンタープライズ グローバル」は、いろいろ編集しているうちに破壊されてしまうことがある。
具体的には、内部的にビューの名称が入り乱れて、「エンタープライズ グローバル」を開いてメニューの「ビュー」から「ガントチャート」をクリックしたのに、なぜか「リソース配分」ビューが開いてしまう等の現象だ。
このように「エンタープライズ グローバル」が破壊されて(corrupted)しまうと、Project Professional 2007やProject Web Accessの画面からでは復旧できない。
正しい「エンタープライズ グローバル」のバックアップが取られていればいいが、それが存在しない場合は、いったん不正な「エンタープライズ グローバル」を削除して、作成し直すしかない。
そのためのSQL文が、Project Server 2007のインストールされているサーバのフォルダ内に、実は用意されている。
場所はサーバ上のC:ドライブにProject Server 2007がインストールされている場合には下記のパスになる。
C:Program FilesMicrosoft Office Servers12.0SqlProject ServerCORE1041
このフォルダ内にある eglobal.sql というSQL文が「エンタープライズ グローバル」を再作成するためのSQLスクリプトだ。
SQL Server Management Studioを開いて、Project Serverの発行済(Published)データベースを開く。そして「新規クエリ」ボタンをクリックして、この eglobal.sql の中身をコピー・貼り付けし、クエリーを実行する。
SQLの実行は一瞬で終わり、「エンタープライズ グローバル」はProject Server 2007のインストール直後の状態に復旧される。
以上で、壊れた「エンタープライズ グローバル」のリストア作業は完了である。