avex China解散の裏事情?

avex Chinaの解散について、本当の背景とおぼしきことが中国ツイッター(新浪微博)で語られていたので、日本語試訳で引用してみる。
ちなみにこの情報は、中国大陸からネット規制をくぐりぬけてツイッターをしているらしい@bibileniから教えていただいた。
日本在住で中国のalanファンの間では有名な朱耀忠さんも、今日(2011/11/01)avex Chinaが解散したことをつぶやいたのだが、それを湖南放送の日本駐在員である欧陽楽耕さんがリツイートしつつ、コメントを付け加えている。
欧陽楽耕 2011/11/01 16:09
まず、もともとのavex China解散についての朱耀忠さんのツイートを日本語訳してみる。

「avex Chinaが解散。avex Chinaの運営は昨日(訳注:2011/10/31)までとなり、今日から同社社員は散り散りになる。私は前から知っていたし、alanがavexを離れて、中国大陸の別の新興レコード会社に転じているのも知っていたけれど、それでも残念に思う。今日から堂々とこのことを報道できるので、私も書いていいというわけだ。avex Chinaの友人である、劉君と、涛さんに言いたい、ご苦労さまでした!」(2011/11/01 14:37 朱耀忠さんのツイート)

次に、このツイートに対するリツイート部分を日本語訳してみる。これもあくまで試訳なのでご注意を。

欧陽楽耕:「中国レコード市場はすでにジリ貧の末路ですね。当時、彼らエイベックスが中国に進出した時、多額の投資をしました。私は北京支社の責任者である斎藤氏と何度かお会いしたことがあります。中国で稼ぐのは、難しすぎます」(2011/11/01 15:57)
朱耀忠:「要するにあなたは彼らを助けてあげなかったと」(2011/11/01 16:04)
欧陽楽耕:「彼らはいわゆる中国のトップ人脈の迷信を信じすぎたんです。最初からかなりの金をとられてましたし」(2011/11/01 16:09)
朱耀忠:「あらら、中国に進出する日本企業はどこも回り道をするんだね」(2011/11/01 16:16)
欧陽楽耕:「日本人は三国志を見過ぎ。自然とこうなってしまいます。我々なら解決できる事ですが。たぶん彼らエイベックスは残念なことに近きを捨てて遠くを求めたわけです。簡単なことを複雑にした。彼らはプロセスを楽しむのが好きなんですね」(2011/11/01 16:21)

この湖南放送(湖南は中国の湖南省のことね)の日本駐在員の方のコメントを読んで、僕が思い出したのは、温家宝の歓迎会に出席するalanの姿だ。
なんとなく、理想主義者で真っ直ぐなエイベックスのスタッフが、老獪な中国政府の役人に、うかつにもビジネスに何の役にも立たない交際費をつぎ込んだ姿が思い浮かぶようなのだ。
だから言わないことはない。理想やきれいごとだけで、ビジネスが成り立つはずがないのだ。
エイベックスが新人発掘と育成という、日本国内のビジネスモデルに固執したのも、ある意味、理想主義的すぎる。
そうしたことを、上記の湖南放送の日本駐在員のコメントが証明しているような気がして、そのためにalanの才能が十分活かされなかったのかと思うと、残念で仕方ない。