Project Web Access 2007で更新依頼の過去データを削除する方法

Microsoft Project Server 2007について、ネット上に英語でしか存在しないTipsをご紹介。
そもそもMicrosoft Project Serverなる製品を使っている奇特な企業がどれくらいあるのか知らないが…。
プロジェクトメンバーからの作業時間報告を、プロジェクト管理者の方々がProject Web Accessをつかって承認するとき、以下のような手順になる。
(1)Project Web Accessの左はしのメニュー「承認>タスクの更新」をクリック。
(2)「タスクの更新」画面になるので、メニューの「ジャンプ>適用された依頼とエラー」をクリック。
(3)「適用されたタスクの更新依頼とエラー」画面になるので、「承諾済み」が「はい」で、かつ「発行済」が「いいえ」の更新依頼を絞り込み表示し、行頭のチェックボックスにチェックマークを付け、「発行」ボタンをクリック。
ただ、これを毎日くり返していると、「適用されたタスクの更新依頼とエラー」画面に、「承諾済み」が「はい」で、かつ「発行済」も「はい」のゴミデータがどんどんたまっていく。
そのせいで、この画面が開くまでに数十秒もかかるようになり、非常にうざったい。
そこでゴミデータを削除したいのだが、ゴミデータの行頭のチェックボックスにチェックマークを付け、「削除」ボタンをクリックしても、削除されない。
明らかにProject Web Accessのバグだが、Microsoft的には「仕様」なので、仕方がない。
「適用されたタスクの更新依頼とエラー」画面の過去のゴミデータを削除したい方は、以下の方法で削除できる。
ただし、自分が所有者になっているプロジェクトファイルについてだけしか以下の操作はできず、かつ、Project Web Accessのシステム「管理者」権限が必要となる。
(1)該当のプロジェクトをProject Professionalで開く。
(2)そのままの状態で、Internet ExplorerからProject Web Accessを開き、左はしのメニュー「サーバー設定>データベース管理>エンタープライズ オブジェクトの削除」をクリック。
(3)「エンタープライズ オブジェクトの削除画面で、「Project Serverから何を削除しますか?」で「プロジェクト、提案、および作業」を選択。
(4)同画面の「選択したプロジェクトの削除」で「発行済みデータベースのみからプロジェクトを削除する」を選択。これが重要。ここを間違えるとプロジェクトのデータが消失してしまうので、要注意。
(5)同画面の下方のプロジェクト一覧から、ゴミデータを削除したいプロジェクトにチェックマークを付け、画面右上の「削除」ボタンをクリック。
以上で、Project Server上のSQL Server内部の「発行済み」プロジェクト・データベースからのみ、当該プロジェクトの全データが削除される。
削除処理が完了するまでしばらく待つ。削除処理の進捗状況は、Project Web Accessの左はしのメニュー「サーバー設定>キュー>キューの管理」をクリックした、「キュージョブの管理」画面で、こまめに「状態の更新」ボタンをクリックすれば確認できる。
「発行済み」データベースだけから削除される、というのがポイント。「下書き」データベースにはプロジェクトデータは残ったままになるので、
削除処理が完了したら、Project Professionalで開いたままにしていた、該当のプロジェクトファイルの発行処理を行なう。手順は通常の発行と同じく以下のとおり。
(1)メニュー「ファイル(F)>発行(B)」をクリック。「プロジェクトを保存して発行しますか?」の確認メッセージが表示されたら「はい(Y)」をクリック。
(2)保存が終わると「プロジェクトの発行」ダイアログが表示される。「このプロジェクトのワークスペースを作成する(W)」にチェックがついた状態で「発行(P)」ボタンをクリック。
このとき、同じ名前のワークスペースがすでに存在しますと言われたら、別名でワークスペースを作りなおせばいい。
あとは発行処理が完了するまでしばらく待つ。発行処理の進捗状況は、先ほどと同じくProject Web Accessの左はしのメニュー「サーバー設定>キュー>キューの管理」をクリックした、「キュージョブの管理」画面で、こまめに「状態の更新」ボタンをクリックすれば確認できる。
以上を、自分が所有者になっているすべてのプロジェクトファイルについてくり返せば、「適用されたタスクの更新依頼とエラー」画面の過去のゴミデータはきれいさっぱり削除される。
こんなTips、いったい日本で何人の役に立つのだろうか。