自宅PCのケースファンと電源を交換して静音化にトライ

パソコンがうるさい。そう思ったのが最初だった。
ちなみに自宅パソコンは、マウスコンピュータ2008年製のミニタワー。
OS : Windows Vista Home Premium 32bit
CPU : Core 2 Quad Q9550 2.83GHz
RAM : 4GB(3GBのみ認識)
VIDEO : NVIDIA GeForce 9500 GT
その前に、なんだか動作が全体的にもっさりしている。動画のエンコードで負荷をかけて「コンピュータの管理」の「信頼性とパフォーマンス」を見てみた。
すると、意外なことにCPUがネックになっていない。ディスクのI/Oが100%に貼り付いて、明らかにここがボトルネックだ。
そこで数時間かけて、唯一のSATAボリュームのシステムドライブをデフラグしたら、それだけで信じられないくらい動作が軽くなった。2年間、たまりにたまった断片化が、ここまで性能に響くとは。
そして電源を入れた状態で、パソコン本体に耳をかたむける。いったい何がいちばんうるさいのか。
明らかにケースの背後にあるファンがうるさい。
まずは内部をいじらずに静音できる方法として、ヨドバシカメラで吸音シートを購入。ケース内側に貼り付けてみたが、ほとんど効果なし。

そこでファン自体を交換してやろうと、Amazon.co.jpで静音ケースファンを探したら、意外や意外、たった600円弱の格安静音ケースファン見つけて購入。
パソコンの自作経験がないので、恐るおそる元のファンと交換したところ、なんと本体の騒音が体感でほぼ半減。こんなことなら、もっと早くファンを交換しておくんだった。
次に、デフラグで改善したディスクI/Oを根本的に改善しようと、5400rpmのシステムドライブに追加して、せめてデータ用の内蔵SATAにと7200rpm、Amazon.co.jpで「静かだ」という評価のあったHDDを購入。
1TBで5,000円とは、隔世の感あり。SATAケーブルも忘れずに、と。
やはり自作経験のない僕がこわごわHDDを追加し、音楽、動画データをすべてD:ドライブに移動したら、動画エンコーディングが若干速くなったような気がした。
やっぱりCPU自体を交換するべかと思ったが、どうやら同じソケット、同じチップセットのマザーボードが使えるInterl製CPUの中では、Core 2 Quad Q9550が、ほとんど最速と判明。これ以上、劇的に速くしようと思えば、もうCore iシリーズにするしかない。

CPUの交換はあきらめた。
じゃあビデオカードをNVIDIA GeForce GTS 450あたりに交換するのはどうかと思ったが、シンプルな操作感が好きで愛用しているWindows Live Movie MakerはCUDAエンコーディング非対応。ビデオカードを交換しても全く意味がないさそう。
ここで高速化はあきらめ、静音化の追求へ。
あらためてパソコンの中身をのぞいてみると、目立つファンは、CPUクーラーと電源。CPUクーラーの交換は恐いのであきらめ、電源の交換を思い立つ。
価格.comで静音性評価が高く、既存の400W(ピーク450W)以上の電源を探してから、Amazon.co.jpで安く購入。700Wが7,000円で買えてしまった。
その電源が今晩とどいたので、やはりPC自作経験のない僕は、まずマザーボードのメインコネクタを外し、旧電源ボックスを取り外し、新電源をネジ止めし、形状を確認しつつ、一つひとつ残りのコネクタを一つずつ、旧電源のものを抜いては、新電源のものを挿すという、神経質な作業をやってみた。
すると、当然といえば当然だが、700Wの電源ボックスから伸びている電源ケーブルが余りまくった。もともと付いていたマジックテープで余分なケーブルを縛ってフロントベイのぽっかりあいた空間に押し込む。
そしてケースファンの電源が、マザーボードからとられていたのを、電源ボックスから直接とるように変更。
ケースの中を思い切っていろいろ抜き挿ししたついでに、勇気を出してビデオカードを引っこ抜き、小さなファンにたっぷり付いていたホコリを、掃除機できれいに吸い取った。

CPUクーラーのファンの奥にあるフィンにたっぷり付いていたホコリもどうにかしたかったが、ファンだけを外す方法がわからず断念。
とりあえずビデオカードのファンの騒音も低減できたところで、電源をON。
おおっ。確実に電源ファンも静かになっている。もともと400Wで動いていたので、700W電源に付いている大型ファンは、かなり低回転でも冷却できると見た。
しかも、700W電源とケースはまだ利用できるので、マザーボードとCPU、ビデオカードの順に買い換えていけば、新品のパソコンを買わなくても、自作の最新PCを作れるというオマケ付き。
久しぶりにシステム屋さんらしい作業をしてみたのだった。