DMMポイントオークションの必勝パターン発見!!

DMMポイントオークションをじっくり観察してみたら、必勝パターンが分かった。必勝パターンと言っても、一般ユーザが必ず勝つためのパターンではなく、DMMの自動入札ボットとおぼしきユーザが必ず勝つためのパターンである。
自宅療養中であまりに暇だったので、DMMのいかがわしい新サービス「DMMポイントオークション」の入札ログをよくよく観察してみた。
ちなみに先日、勇気を出してDMMのユーザーサポートに、「DMMポイントオークションには、サクラや無料自動入札ボットがいるというウワサがネットで広がっていますが、本当にないのでしょうか?」とストレートに質問してみた。
当然ながらDMMのユーザサポートからは「ありません」という簡潔な回答があった。
そこで「それを検証するために、過去の全ての入札履歴を、入札者のIDと入札日時をつけて公開してください」と要求してみたら、あっさり却下された。情報公開したくないということは、何か後ろめたいことでもあるに違いない。
いずれにせよ情報公開を断っている以上、DMMは事実上、サクラや無料自動入札ボットを仕掛け放題というわけだ。
貯金をムダにしたくない賢明な皆さんは、過去の入札履歴を見て、市販価格の8割引、9割引は当たり前という落札価格にだまされ、うっかり参加しないようにしよう。
入札状況をリアルタイムで観察して分かったことは、以下のようなことだ。
その前に、DMMポイントオークションの仕組みをおさらいしておく。DMMポイントオークションというのは、クレジットカードであらかじめ1ポイント=1円でポイントを購入し、1回入札するたびに70ポイント、つまり70円を消費する。
一度に30,000ポイント買うと500ポイント、50,000ポイント買うと1,500ポイントおまけが付いてくるが、こんな瑣末なことは無視してよい。
また、1回入札すると1円刻みで価格が上がる商品、5円刻みの商品、15円刻みの商品がある。
誰かが入札すると、オークションの残り時間は残り20秒にリセットされ、オークションは誰かが入札する限り、永遠に自動延長される。
以上をふまえた上で、DMMポイントオークションの入札状況を観察して分かったことだ。
(1)自動入札者が複数いる間は、決して手動入札してはいけない。
これは当たり前。自動入札者が複数いる間は、自動入札者どうしでせり合うので、決して手動入札をして70円をドブに捨てるようなことをしてはいけない。
自動入札を設定している場合、DMMのサポートセンターによれば、「残り時間が0秒~10秒の間でランダムで行われている」とのことだが、これはウソだ。
自動入札のほとんどが残り時間が9秒~5秒の間に発生している。したがって、ある人物の自動入札が途切れるかどうかは、普通は入札の残り時間5秒まで待てば分かる。
自動入札者が複数いるのに、入札残り時間5秒にならない時点で、じゃんじゃん手動入札して70円をドブに捨てているユーザもいることが観察できる。たぶんこういうユーザがDMMポイントオークションの「カモ」なのだろう。
こういう頭の弱いユーザがいるからこそ、DMMはポイントオークションで「濡れ手に粟」の商売ができる仕組みになっているのだ。
例えばこういう頭の弱い手動入札者が、このブログを書いている時点でDMMポイントオークションに上がっている699商品のそれぞれに、10人出てきて、10回手動入札したとしよう。
それだけで、699商品×10人×10回×70円=489万3千円と、DMMは毎日およそ500万円を、頭の弱い手動入札者から自動的に巻き上げられることになる。
こんなおいしい商売はない。
(2)自動入札者が1人になったら、残り時間1秒時点の手動入札を検討してもよい
以上の理屈からすると、自動入札者が残り1人だけになったら、入札時間が残り1秒になった瞬間に手動入札をすることを考慮する価値がでてくる。
ただし、自動入札者が、自動入札をやめる上限金額をいくらに設定しているか、推測しなければならない。
例えば、その商品の「DMM販売価格」から「現時点の落札価格」を引いた金額を、70円で割って、その商品の刻み価格(1円刻みか、5円刻みか、15円刻みか)を掛けてみよう。
その結果の金額に、「現時点の落札価格」を足した金額が、自動入札を正当化できる最大の落札価格になる。
この自動入札を正当化できる最大の落札価格に近ければ近いほど、手動入札で自動入札者とせり合うことに合理性があることになる。
ただし、自分の他にも手動入札でユーザが参加してきた場合は、自分かそれらのユーザが手動入札した後、自動入札者が残り時間9秒~5秒の範囲で自動入札するかどうかを見極める必要がある。
残り時間が5秒を切っても、自動入札者が自動入札して来なかった場合、すでに自動入札者が設定価格の上限に達して、もう自動入札してこない可能性が高い。
理屈の上からいけば、安心して手動入札者どうしてせり合えるはずである。
(3)フェイント自動入札の存在
ところが、ここがDMMポイントオークションの卑怯なところで、商品の落札価格が、ほどほどに高値までせり上がってくると、自動入札者の自動入札タイミングが「引っ掛けモード」に入ることが、観察によって分かる。
つまり、それまで自動入札は残り時間9秒~5秒の間で確実に発生していたのに、ほどほどの高値になってくると、残り時間1秒で自動入札が発生し始めるのだ。
すると、手動入札者は見事にダマサれ、あわてて残り時間1秒のところで手動入札する。ところが、そこからカウントダウンして残り7秒くらいになったところで、先ほどの自動入札者の自動入札が、なぜか復活するのだ。
このように、自動入札者は卑怯なフェイントをかけてくる。それによって頭の弱い複数の手動入札者はまんまとだまされ、残り時間1秒のところで手動入札してしまい、70円をDMMに献上することになる。
実例で、このとっても卑怯な「フェイント自動入札」を見てみよう。実例となる商品は「HITACHI(日立) [録画テレビ Wooo XP05シリーズ] P42-XP05 320GBHDD内蔵 42V型フルハイビジョンプラズマテレビ(No.27981)」である。
この商品の2010/09/13 18:36:13~18:41:35までの入札履歴を見ると、「フェイント自動入札」が不自然なタイミングで起こっていることがわかる。
GIF画像で黄色地に赤字のセルにご注目いただきたい。
Dmmpointauctionlog20100913a
18:40:30に「貧乏神」というユーザが手動入札したとき、残り時間は2秒になっている。
直前の「早朝777」というユーザが18:40:12に入札した瞬間、残り時間が20秒にリセットされており、その18秒後の18:40:30に「貧乏神」が手動入札しているので、この手動入札時点の残り時間は2秒だったはずだ。
しかし、「早朝777」はその後もずっと自動入札になっているので、「貧乏神」が残り2秒で手動入札するまで、「早朝777」の自動入札が発生しないのは、非常に奇妙である。
これが奇妙である理由は、その下を見ていただければ分かる。
「早朝777」の自動入札は、それまでずっと残り8秒か9秒の時点で必ず発生している。それが、18:40:12の自動入札の直後、なぜか残り8秒になっても自動入札が発生せず、「貧乏神」が残り2秒で手動入札するまで、「待っている」のである。
その次、18:40:44の「早朝777」による自動入札は、ノーマルに残り8秒で発生しているのに、その後、「nakaji1919」の手動入札が残り1秒という、落札ギリギリのタイミングになるまで、やはり自動入札を「待っている」のだ。
同じことがもう一度起こっている。18:41:15の「早朝777」による自動入札は、ノーマルに残り9秒で発生しているのに、その後、「nakaji1919」の手動入札が、やはり残り1秒という、落札ギリギリのタイミングで発生するまで、「早朝777」は自動入札をせずに「待っている」。
もっとすごいのは、18:41:47の「早朝777」による自動入札の後の、「早朝777」の「待ち方」だ。
画像上は「#########」となっているが、これはマイナス値のことだ。つまり、18:42:08の「ghuyw2qk」による手動入札は、何と「終了処理中」に起こっているのだ。
このことは「早朝777」が自動入札の上限金額に達し、本来ならここで自動入札が終わっていたはずであることを示している。
ところがそのすぐ後、18:42:20に「早朝777」は再び残り時間9秒というノーマルな自動入札を、何事もなかったかのように発生させている。
こうした「早朝777」の自動入札の動きは、明らかに不自然であり、DMMユーザサポートの回答にあったような、「残り時間が0秒~10秒の間でランダムで行われている」公正な入札でないことは、火を見るより明らかである。
あたかも裏で人間が、手動入札の発生具合を見ながら、自動入札のタイミングを意図的に残り時間ギリギリまで遅らせて、手動入札ユーザの入札を誘い込んでいるように見える。
実は、このように考えると、すべて説明がついてしまうのである。
というのは、この画像上で、最初の方(画像の下の方)は「早朝777」と「マックG」の2人だけが自動入札でせり合っている。
そこへ18:39:17に「のぷお」というユーザが突然、手動入札で入ってくる。「のぷお」はその後も数回、手動入札を繰り返している。
すると「早朝777」は、あたかもそれに「反応」するかのように、18:40:12の自動入札の後、他のユーザの手動入札を残り時間ギリギリまで待つようになるのだ。
ここでもう一つおかしなことが起こっている。それは「マックG」というもう一人の自動入札ユーザが、タイミングを同じくして自動入札をやめ、それ以降、登場しなくなってしまうのだ。
このことは、こう考えるとかなりすっきり説明がつく。
「早朝777」と「マックG」を、ともにDMMが仕込んだ無料自動入札ボットだと仮定しよう。
この2つのボットは、一般ユーザが手動入札か自動入札で割り込んで来るまで、せっせと商品の落札価格を共謀して自動でせり上げていく役割を果たしている。
すると、「のぷお」というユーザが狙い通りに手動入札で割り込んでくる。
それを検知したDMMの自動入札ボットは、「早朝777」だけを残して、かつ、残り時間1秒や、終了処理中というギリギリの時間まで自動入札を遅延させ、さらに多くの手動入札ユーザを誘いこむ。
その結果、「のぷお」「貧乏神」「神様おねがい」「ボボ0615」「nakaji1919」「803」などの手動入札ユーザが、見事にそのワナにかかって手動入札を数回くり返した後、あきらめて去っていく。
あとに残ったのは「早朝777」と「ghuyw2qk」の2ユーザの自動入札のみである。
Dmmpointauctionlog20100913b
その後この商品は、もう一つのGIF画像をご覧頂ければ分かるように、「早朝777」と「ghuyw2qk」の2ユーザによる自動入札の競り合いになった末に、20:56:50「早朝777」により5,891円で落札される。
落札の瞬間のログを読むと、ますます「早朝777」というユーザの自動入札があやしい。3つめのGIF画像をご覧いただくと、「ghuyw2qk」の最後の入札は手動入札になっている。
このことから、「ghuyw2qk」はずっとパソコンの画面に張り付いて自動入札の行方を眺めており、ついに自動入札の上限金額に達したところで、あわてて手動入札を試みたが、1回で諦めたことが分かる。
逆に言えば、「早朝777」は敵の「ghuyw2qk」が降りるまで自動入札をし続けたことになり、最初から5,981円以上の上限金額を設定していたことになる。「早朝777」の入札回数は515回で、入札に36,050円を使っている。
Dmmpointauctionlog20100913c
ところで、この同一商品の前回の落札価格は、たったの157円で、落札回数は65回である。公開されている範囲で、今回の落札価格は、過去のこの同一商品の最高金額での落札となっている。
こうした状況から、「早朝777」は、一般ユーザならまず設定しない、非常に高額な上限金額を設定して自動入札していたと言える。「早朝777」をDMMポイントオークションの内部関係者だと疑うことは、それほど突拍子もない推論とは言えないように思うが、どうだろうか。
仮にそうでないとしても、「早朝777」のような奇妙な振る舞いをする自動入札者が、DMMポイントオークションの「必勝パターン」であることに違いはない。
一般ユーザからすれば、「早朝777」のようなユーザと競り合っても、100%負けると言って過言ではない。要するに、DMMポイントオークションは参加すれば必ず損して、DMMが必ず儲かる仕組みになっているということである。
少なくとも、自動入札のタイミングが異常な変動を見せている点だけを見ても、「早朝777」ユーザが一般の自動入札ユーザでないことは明らかである。
以上、暇人による暇人のためのDMMポイントオークションの検証でした(笑)。
*2011/09/15 追記
DMMがポイントオークションを2011/09/15をもって終了することを発表した。やましいところが何もなければ、何と言われようが続ければよかったと思うのだが、終了せざるを得なかったということは、やはりコンプライアンス上の問題が何かあったということなのだろうか。
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