民主党代表選、フジテレビ『とくダネ!』街頭インタビューの誘導質問

先日、フジテレビ朝の情報番組『とくダネ!』の民主党代表選関連の報道を見ていて、本当にテレビって、どこまで視聴者をバカにすれば気がすむんだろうか、と思った。
街頭インタビューで、代表選で仮に小沢氏が選ばれたら、どう思うかを、道行く人に質問するビデオがあった。
そこでインタビュアーのフジテレビの記者なのか、ADなのか、分からないが、こんな風に質問していたのだ。
「もし民主党の代表選で、小沢さんが代表になってしまったら、どう思われますか?」
誰がみてもこの質問の仕方が、特定の答えを誘導していることは分かるだろう。「愛と苦悩の日記」の読者には、この質問のおかしなところが分からない方は、いらっしゃらないと思う。
より適切な質問はこうだろう。
「もし民主党の代表選で、小沢さんが代表になったら、どう思われますか?」
もっと適切な質問はこうだろう。
「もし民主党の代表選で、小沢さんが代表になった場合と、菅さんが代表になった場合の違いはなんだと思われますか?」
じっさいにフジテレビ『とくダネ!』のスタッフが、道行く人にたずねていた質問は、「なってしまったら」というふうに、明らかに、小沢一郎氏が代表に選ばれる場合に否定的な意味を含ませている。
また、この質問にみごとに引っかかって「不安ですね」と答える市民もどうかしている。案の定、フジテレビの意図どおり、この街頭インタビューの結果では7割の市民が「不安だ」と回答していた。
質問する方も、答える方も、レベルの低さは救いようがない。やはり、この国民にしてこの政府ありということになるのだろうか。