日経ビジネスオンラインのiPad活用記事批判の後日談

先日、日経ビジネスオンラインのiPadについての奇怪な記事を、機密情報管理の観点から批判させて頂いた。
「機密情報管理を無視した日経ビジネスオンラインのiPad活用記事」
「Dropbox」というファイル保管クラウドサービスの利用規約を読む限り、とても一般の企業が、機密情報や個人情報をアップすることはできないという指摘をした。

すると連載「第3話『iPadには旅をさせよ』の巻」(日経ビジネスオンライン2010/8/9掲載)にしてようやく次のような下りが登場した。そのまま引用する。
「Dropboxなどのようにクラウドを経由しないので、社外秘の文書でも安心である。」
クラウドサービスにおける情報セキュリティの問題は、一般企業がクラウドサービスを利用するにあたって、いちばん重要な問題の一つなのに、実にさらっと流されてしまったものだ。
僕の他にもう一人、この連載の第1話にトラックバックをしている方がいらっしゃって、日経ビジネスオンライン編集部が、この連載に批判的なコメントを一切掲載しないことを批判されていた。
「[雑感]仕事に使えるのかiPad」(ブログ『暗之云の云之庵』)
ここまで無理してiPadを仕事に使うくらいなら、最初からWindowsのモバイルノートを買っておけば、MS Office形式ファイルもそのまま持ち歩けるし、紙の手帳を持たずに出張に行くビジネスパーソンなど存在しないだろうから、何かメモをとりたいことがあれば手帳に手書きすればいいし...ということだ。
まあ日経ビジネスオンラインがiPad人気に便乗したと思ったら、この程度の記事でしたというだけで、過剰な期待をする方が悪いのだが...。