alan symphony 2010 レビュー:alan 2nd concert(4)

alanの日本で2回目のコンサートツアー『alan symphony 2010』2010/07/16大阪公演のレビュー(4)。前回からのつづき。
【14曲目】『風に向かう花』(13thシングル)

次は、映画『必死剣鳥刺し』主題歌の最新シングル。この曲のときは、先ほど『my life』の歌詞が投影されたスクリーンに、『風に向かう花』のプロモーションビデオが映し出された。
CDのクオリティがライブの歌唱でもそのまま再現され、alanの歌唱力にはやはり安定感がある。
【15曲目】『恵みの雨』(7thシングル。2008/11/12発売)
先ほどのスクリーンに、地面を打つ雨の映像が流れた後、この曲のイントロが始まった。この曲もalanはCDのクオリティを正確に再現し、ていねいに聴かせてくれる。
この曲でライブ本編は終わり。NHK大阪ホールの舞台にはいったん臙脂色の幕が引かれた。
今回の大阪公演の開演は、19:10と少し遅れ、この15曲目までで20:43。当然1時間半で終わるはずがないので、観客から最初は手拍子、やがて1階席前方に陣取っている熱心なalanファンから「alan、alan」のコールが起こり始めた。
このアンコールの時間がかなり長かった。alanの衣装替えに時間がかかっていたのだろうか。
臙脂色の幕が開き、ふたたび舞台に登場したalanは、丈の短い白のドレス、白い花の髪飾り、白のショートブーツに着替えていた。
ここからのアンコール・タイムでは、一つ大きなサプライズがあったのだが、その話は後ほど書くとして、まずはアップチューンから。
【16曲目】(不明)
申し訳ない。はっきり言って個人的にalanのアップチューンには全く興味がないので、16曲目の曲名は分からない。
今回のライブで初のアップチューンということで、1階席前方から、ぱらぱらと観客が立ち上がり始め、最終的にはほぼ全員がスタンディングの状態になった。
どうでもいいことなのだが、となりの席の50代らしきメタボ体型の中年男性が、観客全員がウラ打ちの手拍子をしているのに、最後までオモテ打ちの手拍子をしつづけたことが、気になって気になって、alanの歌唱に全く集中できなかった。
【17曲目】『Diamond』(12thシングル)

このアップチューンもやはり客席はほぼ全員立ち上がった状態。そしてやはり、となりの中年男性がオモテ打ちの手拍子をし続け、曲に集中できなかった。
世の中には一定数、ウラ打ち手拍子のできない人間がいるようだが、1・3拍で打つのを2・4拍に変える程度のことが何故できないのか、僕は昔から全く理解できない。
『Diamond』が終わった後、alanがアップチューンで気分がハイになった状態で、日本語のおしゃべりを始めたものだから、なおさら何を言っているのか分からなかった。
聞き取れたのは「おおきに」という大阪弁だけ。最初にも書いたが、大阪公演だから「おおきに」などの関西弁をしゃべっておけば、観客は乗ってくれるだろうという安易な発想は、申し訳ないが、大阪人としては逆に、少々バカにされたような気分になる。
それさえ「かわいい」と感じるほどalanを盲目的に溺愛するファンとは友達になれない。
alanには、大阪弁を話す前に、標準日本語のMCをきちんと話せるようになってほしい。何度も書いて申し訳ないが、日本語の勉強は、長く日本で歌い続けるためには必須だ。
中国人のalanには、レコード会社を移籍して細々と歌い続けるという選択肢はない。日本人男性と結婚しない限り…。
MCに続いて、初めてバンドメンバーの紹介。ここでストリングスが梶谷ストリングスだということが分かった。ドラムスも僕の知っている、あのベテランだったかもしれないのだが、メモを取り忘れた。
というより、バンドメンバーが書かれているコンサートのパンフレットくらいは販売してほしい。alanの日本語の発音では、残念だが名前がはっきり聞き取れないメンバーもいたからだ。
alanファンとは言え、alanだけを聴いて生きているわけではない。後学のためにもバック・バンドのメンバーはおさえておきたいのだ。
(つづく)
※alan:2ndライブ『alan symphony 2010』関連記事
「alan:2ndライブ『alan symphony 2010』レビュー(1)」
「alan:2ndライブ『alan symphony 2010』レビュー(2)」
「alan:2ndライブ『alan symphony 2010』レビュー(3)」
「alan:2ndライブ『alan symphony 2010』レビュー(4)」
「alan:2ndライブ『alan symphony 2010』レビュー(5)」
「alan:2ndライブ『alan symphony 2010』レビュー(6)」