ツイッターにDoS攻撃イベントを仕掛けた非常識なCGMマーケティング社

Twitter APIがここ数週間ほど過負荷のため、HootSuiteなどのTwitterクライアントを使っていると、APIエラーが頻出する。
その対策としてTwitter APIチームがとった方法は、単にAPIへの毎秒のアクセス数のピークを切り下げるという、逆に問題を悪化させるものだった。
おかげでTwitter自体の過負荷を示す「くじら」の画面は出にくくなったのかもしれないが、HootSuiteを使っている限り、以前よりAPIエラーが頻発するようになった。Twitter自体の処理能力を拡張しない限り、根本的な問題解決にならないのは当然だ。
Twitter社の予測をはるかに超えるペースで、利用者が増加しているので、やむを得ないのかもしれない。Twitterシステムは、すでにいわば全世界共有の情報資源になっている。従って、特定の利用者がその資源を独占することは、倫理的に許されない。
ところが、そんな中ツイッターの日本人ユーザーたちが、今日おそろしくバカげたイベントを行った。2010/06/26の19:00ちょうどに、一斉に「#kanpai(乾杯)」というハッシュタグを付けてつぶやき、その総数をギネス登録しようというイベントだ。
公式サイトはこちら。「乾杯・ギネスチャレンジ」
まったくバカげた、幼稚で自己中心的なお祭り騒ぎだ。
これは、Twitterシステムに対するDoS攻撃(=瞬間的に巨大な負荷をかけてシステム停止を狙う攻撃)以外の何物でもない。主催者であるCGMマーケティング社(ツイッターの「ついなび twinavi」アカウントの管理会社)にその意識が全くないのはどういうことか。
日本人がTwitterのシステム資源を独占することに、何の問題も感じないこんな会社に、Twitter活用提案コンサルビジネスなど展開する資格などない。自らTwitterの可用性をわざわざ落とすようなDoS攻撃まがいのイベントを仕掛けるのだから。あきれてものが言えない。