iPadがすごい!iPhone4がすごい!とわめくエセITジャーナリスト達

iPadといい、iPhone4といい、アップル社の製品が世間の話題をさらい、今やマイクロソフトの影は薄れてしまった、スティーブ・ジョブズはビル・ゲイツに勝った、マイクロソフトの時代は終わった、これからはアップルの時代だ、みたいなことを語る自称ITジャーナリストは、はっきり言って単なるバカだ。
なぜマイクロソフトの新製品が話題にならず、アップル社の新製品ばかりが話題になるのか。理由は簡単で、マイクロソフト製品は一般の会社員にとって「空気」のようなものだからだ。
「空気」を入れ替えても、目新しいものは特にないので、話題にするまでもない。しかし「空気」がなければ一般の民間企業の事業は立ち行かなくなる。いまや様々な組織の重要な業務システムの多くが、Windowsサーバー上で動いている。
一方、アップル社の製品は、業務を支えるための製品ではなく、人間の創造活動や遊びを支える製品で、なくても生きていけるが、あれば人生が楽しくなるような製品だ。
まったくカテゴリの異なる製品を、単に同じようにCPUがあり、記憶媒体があり、画面があり、昔からコンピュータと呼ばれているものの形状をしているからといって、同列に比較するのは、端的に無意味である。たとえば「空気」と「ワイン」を比べるような感じだろうか。
それなしでは世の中が成り立たないような「空気」を、たった20年間で世界中に普及させ、金の儲かる事業化したビル・ゲイツの商才を無視して、スティーブ・ジョブズはすごい、アップル社はすごい、と戯言を並べている自称ITジャーナリストたちの頭は、間違いなく空っぽだと言ってよい。