トキがテンに襲われるのが「自然」なのでは?

新潟県で特別天然記念物のトキがテンに襲撃されたことについて、佐渡トキ保護センターの管理が悪かったということで、センターの責任者が記者会見で謝罪していた。

しかし、どちらにしてもトキを育てているのは、最終的に自然に放すためだ。トキは保護センターでいわば「純粋培養」されているわけだから、自然に放されたあと、同じように襲われて死ぬ可能性は、はじめから自然に育ったトキよりも当然高いだろう。
自然放鳥したあと、当然起こる可能性のあることが、自然放鳥の前に起こっただけのことだ。
なのに、なぜそのことについて佐渡トキ保護センターが責められなければいけないのか、僕にはさっぱりわからない。
トキが生き延びることだけが大事なら、自然放鳥せずに、死ぬまで佐渡トキ保護センターで飼育すればいいし、自然放鳥することが大事なら、今回のようなことが弱肉強食の自然の摂理にしたがって起こるのは、当たり前のことだ。
いったい何を大騒ぎしているのだろうか。