ハイビジョン動画撮影・編集が4万円以下でできる世の中

光学30倍ズームのハイビジョンビデオカメラが、25,000円以下で買えるようになった。すごい世の中になったものだ。

三洋電機のXacti(ザクティ) DMX-WH1だ。水中撮影可能な防水機能までついている。
しかもSDHCカードにMPEG4形式で記録されるので、カードリーダーでパソコンにコピーし、Windows Live Movie Makerにドラッグ&ドロップするだけで、簡単にビデオ編集までできてしまう。
ただしSDHCカードは、Class6以上の書き込み速度が高速なものを、2時間程度撮影したいなら16GB以上のものを購入しよう。

2時間以上撮影するなら、予備のリチウムイオン電池「DB-L50」も買っておいた方が良い。
本体、16GBのSDHCカードClass6、予備の電池を合わせても4万円以下だ。
※Windows Live Movie Makerは、Window Movie Makerとは異なるのでご注意を。下記のマイクロソフトのウェブページから無償でダウンロードできる。ただし動作が不安定で、かなり頻繁にフリーズするが、それは例によってマイクロソフトの一般消費者向け製品の品質の悪さということで、ご愛嬌。
「Windows Live ムービー メーカー」ダウンロードページ
もちろん最近は、デジカメもフルハイビジョン動画撮影に対応している。例えば、キヤノンの一眼レフEOS kissシリーズも、最近はフルハイビジョン動画撮影対応だ。しかし、レンズセットを買うと、やはり8万円くらいの値段になってしまう。
しかも、ほとんどのデジカメの液晶モニタ部分は、ビデオカメラのような開閉式・上下可動式になっていない。それに、望遠レンズをつけた一眼レフカメラは、ビデオカメラに比べて、圧倒的に重くてかさばる。
一眼レフカメラでの動画撮影は、絞りや焦点距離を自在にコントロールでき、確かに魅力的だが、そこまでして動画を撮影したいなら、ワンランク上のビデオカメラを買うべきだろう。
Xacti DMX-WH1は、ハイビジョンしか撮れないが、本体の軽さ、バッテリーの持ち、起動の速さ、光学ズームの性能、撮影した動画の編集のしやすさなど、とにかく手軽にハイビジョン動画撮影を楽しみたいなら、価格性能比の面でベストの選択だろう。
ただ、一つ気になるは9点測距のオートフォーカス機能は、望遠側いっぱいにすると、なかなかピシッとピントを合わせてくれない。
望遠側を多用する撮影シーンでは、中央重点測距モードに切り替えて撮影することをおすすめする。その代わり、画面の端にピントを合わせるには、マニュアルフォーカス・モードに切り替える必要が出てくる。
実質、Xactiでマニュアルフォーカスでピントを合わせつつ撮影するのは不可能だが、そこまで凝りたいなら、出費覚悟で高機能モデルを買うべきだろう。
どうしても「フル」ハイビジョンにこだわりたい方は、同じXactiシリーズに「フル」ハイビジョンモデルもある。

ただし光学ズームは10倍までとなってしまう。ただ、実際の撮影現場で光学30倍ズームなど使おうものなら、手ぶれ補正しても、画面はぷるぷるふるえるので、光学ズームは10倍あれば十分だ。
「フル」ハイビジョン対応のXactiでも4万円。恐ろしい世の中になったものだ。
ちなみに、ハイビジョン動画をWindows Live ムービー メーカーなどで編集しようと思うと、パソコンのCPUはCore 2 Duo以上は必須なのでご注意を。
僕はCore2 Quad 2.83GHzのマシンを使っているが、それでも10分程度のハイビジョン動画の最終書き出しには、6~7分かかる。
それにしたって、9年前のことを考えると隔世の感がある。当時は同じく10分程度の720×480のノーマル動画を書き出すにしても、ハードウェア・エンコードするために、専用のビデオキャプチャ・ボードを買う必要があった。今はそれが、パソコンのCPUの力だけでエンコードできてしまう。
いやいや、長生きするもんですな。(どういう締め?)

ハイビジョン動画撮影・編集が4万円以下でできる世の中」への1件のフィードバック

コメントは停止中です。