百度の日本語入力システム、やめました

ごめんなさい。百度の日本語入力システム Baidu Type を、使用3日目にしてグーグル日本語入力システムに戻しました。
その理由は、連文節変換の精度があまりに悪いからです。
長いフレーズを一気に変換したときに、とんでもない漢字に変換される可能性が高いんです。
例えば「かきはたんなるいちれいです」を一気に変換すると、
百度:「書きは単なる一霊です」
Google:「下記は単なる一例です」
MS IME:「書きは単なる一例です」
こうなります。百度の連文節変換が、いかにひどいかがよく分かります。というのは「一霊」などという日本語がそもそも存在しないからです。
おそらく百度の辞書は、日本語の単位(中国語文法風に言えば量詞)をまともに変換できていません。
例えば、薬の1錠の「錠」も、百度では数字といっしょに「いちじょう」で変換しようとすると、変換候補にさえ出てこないからです。当然、グーグルやマイクロソフトでは変換候補にちゃんと出てきます。
他の例では「かれのしょじょさくはこうひょうをはくした」を一気に変換すると、
百度:「彼の処女作は公表を博した」
Google:「彼の処女作は好評を博した」
MS IME:「彼の処女作は好評を博した」
百度だけが「好評を博する」という成句を変換出来ていません。おそらく百度の日本語辞書はグーグルやマイクロソフトと比較して、根本的に弱いと思われます。
また別の例で、「いじょうのてんは」という簡単な変換でも、百度の場合は学習させない限り「以上の店は」が第一候補になります。
この例では、百度の漢字変換ロジックが、日本語の漢字の音読みと訓読みの用法の違いを軽視していると推測されます。
といっても、まだ、百度の日本語入力システムはベータ版です。正規版になったときには、これらの基本的な問題が解決されていることを期待しています。