百度(Baidu)の日本語入力システムがすごい!

中国大陸の検索サイト「百度」が、日本語入力システムのベータ版を公開している。以下のリンクからダウンロードしてインストールできる。
「Baidu Type – 文字入力システム」
この文章もBaidu Typeで入力しているのだが、グーグルの日本語入力システムといい勝負をしている。
マイクロソフトのMS IMEは、ご承知のように日本の芸能人や地名などの固有名詞は全く変換候補に出て来ないが、グーグルと百度の日本語入力システムでは出てくる。
グーグルの日本語入力システムの売りは、かなの入力中に変換候補が表示された時点で、[Tab]キーを押すだけで、残りを自動で決定してくれるスピーディーな予測変換機能だ。これでかなり入力が高速になる。
しかし百度のBaidu Typeにもすごい機能がある。入力モードが2種類あるのだ。
一つは[Space]キーで変換候補を選択してから、[Enter]キーで確定するという、MS IMEやグーグル日本語入力システムと同じ二段階変換のモード。
もう一つの入力モードが画期的で、[Space]キー、または数字キーのどちらかだけで、[Enter]キーを押さなくても確定される一発変換モード。キーストロークが1回減るのだ。
この一発変換モードに慣れた後に、二段階変換モードにもどると、いちいち二段階で確定しなければならなのがもどかしくなる。
百度のBaidu Typeのグーグル日本語入力に対する優位点はもう1つある。
一つは顔文字変換。たとえば「あせ」と入力すると、:(;゙゚’ω゚’):こういう複雑な顔文字まで候補の中に出てくる。
他にも「ごめん」と入力すると _(._.)_ や _(_^_)_ 「なみだ」と入力すると (つд⊂) や (´;ω;`) 「いかり」と入力すると (-_-メ) や ヽ(`Д´)ノ が候補に出てくる。これは笑える。
ここまで来ると、もうマイクロソフトのMS IME 2007には戻れないだろう。
ブログを書いていると、どうしても日本国内の著名人の名前や、地名を入力する必要がある。
マイクロソフトのMS IMEでは、固有名詞を何度も入力する場合、ユーザー辞書に登録する必要があるが、グーグル日本語入力と百度のBaidu Typeでは、全くと言っていいほどその必要がない。
以下、マイクロソフトのMS IMEでは絶対に一発で変換できないが、グーグル日本語入力と百度のBaidu Typeでは一発で変換できる事例だ。事例に特に意味はない。単に思いついた人名・地名を適当に入力しただけだ。
東国原知事
錦野旦
平野綾
越谷レイクタウン
やはり、固有名詞の予測変換はグーグル日本語入力の方が圧倒的に便利だ。予測変換の候補が表示されるタイミングが早いし、候補が複数表示される。
上記の「東国原知事」の場合、Baidu Typeは「東国原知事」しか出てこないが、グーグル日本語入力なら、「ひがしこ」まで入力した時点で「東国原知事」「東国原英夫」「東小金井」「東高円寺」なども表示される。
いずれにせよ、もうマイクロソフトのMS IMEは使い物にならない。
最後に、百度のBaidu Typeには「スキン変更」というおちゃめな機能がある。
以下、いくつかのスキンを使って、日本語入力している途中の画面をキャプチャしてみた。何だか、とっても楽しい。
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