鬼束ちひろ『僕らの音楽』2007/06/01で「流星群」を歌う姿を発見

鬼束ちひろが『僕らの音楽』第159回(2007/06/01放送分)に小林武史プロデューサと出演したとき、「流星群」を歌っている動画を、今日、偶然YouTubeで見つけた。
こんなものテレビで放送していいのか、というくらい、音程も不安定、声量もない。異様に痩せこけた頬と首筋。落ちくぼんだ目。眉間にしわを寄せたまま表情も固まっている。
先日見つけた「エキサイト・ミュージック」のインタビュー動画もそうだが、2007年『LAS VEGAS』リリース当時の鬼束ちひろの状況が、ここまで悪いとは思わなかった。
『LAS VEGAS』のプロデュースを依頼された小林武史の慈悲と、全身の羽根をむしりとられ、歌も忘れかけた鳥が、のどから絞り出すように歌う「流星群」。
ラスト、窓の向こうの東京タワーを背景に、グランドピアノに向かう小林武史と、その前に、左向きにぽつんと立つ、裸足に黒のドレス姿の、背の低いちーちゃん。
あまりの痛々しさと、「やっぱりこれで生きていこうと思いましたね」という決意に、涙があふれそうになる歌唱だ。
そのうちYouTubeからは削除されるだろうから、この動画は大切にとっておくことにする。