柴田淳のファンクラブサイトは、つくりがちょっとヘボい

柴田淳が、デビュー8年目にして作ったファンクラブ「蠍一座龍世柴田組」(※)に加入したことは、すでに書いた。
(※「さそりいちざ・りゅうせい・しばたぐみ」と読む。柴田淳が蠍座で、辰年生まれであることから)
ファンクラブ専用ウェブサイトがあり、当然、ユーザ、パスワードでログインし、「組員」しか閲覧できない。
ところが、このウェブサイトの出来が、とにかくヒドいのだ。
株式会社ロム・シェアリングという会社のシステムを利用しており、この会社はファンクラブの運営・管理を全般的に代行する専門会社らしい。
しかし、株式会社ロム・シェアリングの企業サイトにアクセスした後、延々とFlashや画像のロードに待たされることからも分かるように、明らかにデザイン偏重で、基礎的なシステム開発の技術レベルが低いことがわかる。
というのは、ファンクラブが開設して1か月もたたないのに、ファンクラブ専用サイトの掲示板システムがダウンしたのだ。
柴田淳には悪いけど(ごめんね、しばじゅん)、柴田淳のファンはそんなに多くない。決して、mixiのように分単位で書込みが殺到するような掲示板ではない。
事実、サイト内の掲示板のうち、最も書込みが多いものでも約1,300件だ。
これでダウンするのだから、システム基盤の設計技術のレベルの低さは明白だ。
しかも、この掲示板、PCと携帯電話の両対応しているのはいいが、携帯電話の一部の機種に非対応で、一部のファンがファンクラブ先行のコンサートチケット予約に申し込めなかったらしいのだ。
単純なHTMLを吐き出すだけのCGIで、なぜ携帯電話の一部機種に非対応になるのか、理解に苦しむ。
問題の掲示板コーナーについては、個人的に気になってHTMLのソースコードをのぞいたところ、複数ある掲示板へのハイパーリンクの<A HREF=”~”>タグが、どれも閉じられていない。(要は</a>がない)
運営者にメールで連絡したが、いまだに改修されていない。
それにこの掲示板、PC版の本文入力欄が、携帯版に合わせて横半角40文字と、極端に狭いし、自分の書いた記事の削除機能さえない。
また、サイト全体は、どこのコーナーに行っても、いちいち結構な高さのあるトップバナーが表示され、PCで見るときは毎回たてにスクロールする必要がある。
デザイン偏重で、使いやすさが犠牲になっている。
さらに、会員情報の編集機能があるのは当然だが、自分で初期パスワードの変更ができないのだ。
ユーザ認証のあるウェブサイトで、パスワード変更ができないサイトなんてあるだろうか?初期パスワードが漏れてしまったら、個人情報保護の観点から、株式会社ロムシェアリングは一体どうするつもりなのか。
さらに、HTMLのソースコードをのぞいて気になったのが、ローカルの開発環境のスタイルシートへの参照が残ったままになっていることだ。
…などなど、この株式会社ロムシェアリングという会社のウェブサイトは、突っ込みどころ満載の、かなり品質の悪いシステムだ。
ただ、よく考えてみると、なぜビクターほどの有名なレコード会社のアーティストが、個別にファンクラブ・サイトを構築しなきゃいけないのか?
柴田淳が所属するVictor Music Artsは、ビクターエンタテインメントの100%子会社だ。
親会社がファンクラブ運営システムを、一括してまともなシステム構築業者に発注し、それをASPの形でシェアすれば、ビクターグループ全体としても費用削減になるだろう。
レコード会社には、そういうことをマネジメントできるCIO的な人間がいないのかね。まったく。