鬼束ちひろさん、世の中は厳しいねぇ

悲しいことに、今日も夕食後、爆睡。目覚めたら21時。
平日はこんなもんです。一日、職場に座っているだけで疲れ切って、ブログに下らないことを書く気力しか残っていない。
明日は柴田淳のファンクラブ会員だけの、来年のコンサートツアー、チケット先行予約の抽選結果の発表日。
そして、公式には明後日発売の鬼束ちひろニューアルバム『DOROTHY』が近所のSOUND 1stの店頭に一足先に並ぶはず。
(もし並んでなかったら、大阪の「ド田舎」ぶりを死ぬまで呪ってやる)
そして今日は、ユニバーサルシグマがYouTubeに、公式に鬼束ちひろのニューアルバムから「STEAL THIS HEART」のPVをアップした日。
STEAL THIS HEART / 鬼束ちひろ
mixiの「鬼束ちひろ」コミュニティーに入っているのだが、この曲とPVについては、かなり賛否両論あり。
今までも「Beautiful Fighter」「育つ雑草」「X」など、ロック編曲はあった。
しかし、基本的に、どれも地を這うようなネガティブ情念系で、鬼束ちひろのバラードから入ったファンにとっても、大きな違和感はなかった。
でも「STEAL THIS HEART」では、この表面上のエレクトロで薄っぺらな明るさに、裏切られたと感じる人が多いに違いない。
日本に限らず、商業音楽のジャンルは細分化されている。
聴く側は、そのときの年齢、気分、好みなどで、さまざまなジャンルの音楽から、勝手に選択して聴いている。選択肢は無数に存在する。
一般人にとって、音楽には、自動車や電化製品や洋服のような実用性は全くないので、純粋に好きか嫌いかだけで選択する。
商業音楽というものの、このような性質を考えたとき、一人のアーティストが、いきなり音楽性をガラッと変えるのは、商業的には極めてリスクが高い。
既存のファンは離れて、代わりになる音楽を探すし、まだそのアーティストを聴いたことがないリスナーは、同じテイストの既存の音楽を聴き続けるだけだからだ。
確立されたイメージでファンを引きとめることに成功しているのは、アルバムを安定して数十万枚単位で売り続ける、ごく少数のアーティストだけだ。
その他、ほとんどのアーティストの曲は、単に消耗品として消費されるだけ。
しかも今の日本では、音楽バラエティー番組で、ある程度トークができないと、あっという間にメジャーシーンから消えてしまう。
近所のSOUND 1stには、そもそも『DOROTHY』が入荷しない可能性もある。2007年発売の『LAS VEGAS』の「初回限定版」がまだ売れ残ってるくらいだし。
2009/5末までの期間限定生産の『X』も、Amazon.co.jpにさえ在庫が残ってるし。
ちーちゃん、世の中は厳しいねぇ。でも頑張って。