第一興商「全日本カラオケグランプリ」傾向と対策(2)選曲と応募方法

さて、前回の「第一興商「全日本カラオケグランプリ」傾向と対策(1)隠れた「応募資格」」に引き続き、第一興商主催の「全日本カラオケグランプリ」の「傾向と対策」について書いてみる。
今回は、応募する際の、選曲と応募方法についてだ。
■テンポの遅い隠れた名曲を
選曲については、アップテンポな曲を選ばないのが無難だ。理由は単純で、テンポの速い曲では、歌の上手さが分かりづらいから。
音程やリズムの正確さ、声量が安定しているか、ビブラートやウラ声が美しく出ているか、「こぶし」「しゃくり」「フェイク」などの技術を持っているか。
これらを聞いて判断するには、当然、テンポが遅く、長い音符の多い曲の方が分かりやすい。
さらに、POPSの場合は、音程がジャンプしたり、転調があったり、リズムのとり方が難しかったりする、難易度の高い曲の方が有利だ。
演歌・歌謡曲の場合でも、途中で曲調が変わったり、譜割りの細かさが変わったりする曲の方が良いと思われる。
ロックやラップは、応募曲としては全然ダメである。
今回(2009年)の関西大会では、108人の参加者中、偶然にも、映画『レッドクリフ PART II』の主題歌、alanの『久遠の河』を歌った女性が2人いた。
また、ヒット曲である必要はまったくない。もしかすると、誰も知らない難曲の方が有利かもしれない。
そして、オリジナルに似せる必要もまったくない。
今回の関西大会では、さだまさしの歌を、素晴らしい低音で情感豊かに歌った男性が二次審査に進んでいた。
逆に、森山直太郎の美しいファルセットを、忠実に再現していた男性が2人いたが、残念ながら2人とも二次審査に進めなかった。
■「DAM★とも」で納得いくまで
次に録音方法だが、せっかく第一興商(ビッグエコー)が2008/12から「DAM★とも」というサービスを始めているのだから、これを利用しない手はない。
「全日本カラオケグランプリ」への応募方法は、「DAM★とも」「オンライン」「CD」の3種類ある。
だが、「オンライン」は録音するたびに、Edyでエントリー料1,000円を支払う必要がある。
もちろん1,000円を支払えば、録り直しはできるが、その時、ボックスから出るまでにベストテイクを録音してデータ送信する必要がある。
「今日はダメだったから、また後日録り直ししたい」と思っても、エントリー料の1,000円は戻ってこない。
「CD」の場合は、専用の応募キットを1回取り寄せるごとにエントリー料1,000円を支払う必要がある。
取り寄せた応募キットに入っている専用のCDに、ベストテイクを録音する必要があるのだが、「オンライン」応募と同じく、後日、もう一度、録り直したいと思ったら、もう一度、1,000円を支払って応募キットを取り寄せる必要がある。
応募方法としては「DAM★とも」が最も有利となる。
ただし、自宅にパソコンが必要で、ふつうにネットショップや個人のブログを開設できるくらいの、パソコンの利用スキルが必要になる。
「DAM★とも」が最も有利な理由は、日を改めてビッグエコーに行って、何度でも録り直しができ、自分で完全に納得のいく録音ができた時点で、初めてエントリー料1,000円を、インターネット上でクレジットカードで支払って、応募できるからだ。
「全日本カラオケグランプリ」は一人で何曲でも応募できる。ちなみに僕は4曲、つまり4,000円使って、そのうち1曲が合格になった。
3つの応募方法のうち、1曲について、自分のベストテイクを録音するのに1,000円で済ませることができるのは、「DAM★とも」だけである。
なので、ふつうにパソコンが使えるレベルの人は「DAM★とも」会員になって、「DAM★とも」で応募するのがベストだ。
ただし、地方には「DAM★とも」を利用できるカラオケ店がない場合があるので、要注意。
「DAM★とも」を利用できるテンポは、第一興商の下記のページで検索できる。
DAM★とも店舗検索のページ
以上、選曲と応募方法について書いた。次回の「全日本カラオケグランプリ」の「傾向と対策」としては、応募する際の録音方法について書く予定だ(体調が良ければ)。