子供の携帯禁止、石川県議会の大人げない責任のがれ

石川県が子供に携帯電話を持たせないようにする条例を可決し、2010/01/01から施行するらしい。
石川県議会のこの決議は、単なる大人の怠慢、責任逃れ以外の何ものでもない。
ラジオ、テレビ、インターネット、携帯電話など、技術の発達にともなって、つぎつぎに新しい媒体が生まれてくる。
いちばん大事なのは、そういった新しい媒体をどうやったら使いこなせるのか、「メディアリテラシー」をしっかり教育することだ。
遅かれ早かれ、成長するにともなって、子供たちはこうした新しい媒体を、使いこなさなければならないのだから。
本来は、そのために大人たちは知恵をしぼらなければいけない。
ところが、石川県議会を代表として、大人たちは知恵をしぼりたくない。行政も、学校も、親たちも、何か事件が起こったときの責任を取りたくない。
そこで「臭いものにフタ」の発想で、携帯電話を禁止してしまえばいいという、きわめて安易な対策に逃げる。
携帯電話の禁止は、大人たちが、いっさい頭を使わずに、自分の責任逃れをする、もっとも楽な対策なのだ。
石川県議会は自分たちが下した判断が、いかに大人げないか、天下に恥をさらしているのに、どうやらそのことに気づいていないようだ。