Microsoft Office Project 2007の笑える「新機能」(6)

PWA2007の画面左端にあるメニューから「プロジェクトセンタ」というメニューをクリックし、「テストのプロジェクト2009」をクリックしてみる。
それが画面020である。上の方にタスク「Plan-1」がある。
Pwa2007020
あなたは実績作業時間を入力したが、まだ「保存」しただけで、プロジェクト管理者に「提出」していない。
そのため、プロジェクト計画自体は、プロジェクト管理者が最初に「発行」した状態のままになっている。
したがって画面020でも、タスク「Plan-1」は予定期間 2日間、予定開始日 2009/06/03、予定終了日 2009/06/04、予定作業時間 14時間のままだ。
つまり、あなたが「自分のタスク」画面で見るタスク「Plan-1」の状態と、「プロジェクトセンタ」画面で見るタスク「Plan-1」の状態は、まったく違ったものになっている。
この食い違いを一致させるには、入力した実績作業時間をプロジェクト管理者に「提出」し、プロジェクト管理者に「承諾」「発行」してもらえば良いはず。
誰もがそう思うだろう。
ところが、その期待も見事に裏切られる。
画面021は、あなたが入力した作業時間実績を「自分のタスク」画面から「提出」する手順を示している。
Pwa2007021
「提出」したいタスクにチェックマークを付けて、画面下方にある「選択した内容を提出」というボタンをクリックする。
あなたの作業はここまでだ。
するとプロジェクト管理者に自動でメールが飛んでくる。このあたりは旧バージョンのPWAと同じである。
プロジェクト管理者はPWA2007の「タスクの更新」という画面で、各メンバーから「提出」された実績作業時間を確認できる。
それが画面022だ。
Pwa2007022
プロジェクト管理者は、タスク「Plan-1」にチェックマークを付けて、「承諾」ボタンをクリックする。
実は、旧バージョンのPWAでは、このあたりの作業はProject Professionalを起動しないとできなかった。PWA2007になって、実績作業時間の「承諾」「発行」作業がPWA2007だけで完結できるようになった。
これは旧バージョンに対する、僕が知る限りPWA2007のたった2つの長所のうちの1つである。
(ちなみにもう1つの長所は、「データ分析」機能で「プロジェクト名」配下の「タスク」までを、分析の切り口として利用できるようになった点。この点については、あまりにマニアックなので説明を省かせていただく)
「承諾」が終わったら、プロジェクト管理者は続いて「タスクの更新」画面の「ジャンプ」メニューをクリックし、「適用された依頼とエラー」をクリックする。それが画面023だ。
Pwa2007023
すると画面024のように、いま「承諾」したデータが表示されるので、チェックマークを付けてから、「発行」ボタンをクリックする。
Pwa2007024
すると、あなたが入力した実績作業時間は、プロジェクト管理者によって「発行」され、無事にプロジェクト計画そのものに反映される。
さて、ここで問題です。
あなたの実績作業時間は、もとのプロジェクト計画に、いったいどのように反映されるだろうか?
ここでも大笑いできる状況が発生することになる。
※この連載はしばらく続くが、Microsoft Office Project Server 2007を、より良い製品にしてほしい一心からだ。そうでなければ、これだけ長い時間を割いてこんなエッセーを書くだろうか。