Microsoft Office Project 2007の笑える「新機能」(4)

あなたは「自分のタスク」画面で、実績作業時間を「7」と入力し、「すべて保存」ボタンをクリックした。
その後の画面が、画面013である。
Pwa2007013
あなたは6月3日に、7時間ではなく、7日間働いたことになっているではないか!!
念のためにプロジェクトを展開して確認してみよう。それが画面014だ。
Pwa2007014
やはり、「Plan-1」というタスクについて、あなたは6月3日に「7日」間作業したことになっている。
さっきあなたは、すぐ上の行の表示単位が「0日」という風に「日」になっていることを、少し不審に思った。その悪い予感が当たってしまったようだ。
実はPWA2007の「自分のタスク」画面で「時間配分ビュー」を表示させると、その表示単位も入力単位も「日」になるのだ。
これはどう考えてもおかしいだろう。
あなたは1日のうち、各タスクについて何時間作業したか、その実績作業「時間」を入力したいのだから、入力単位は当然「時間」であるべきだ。
いったい誰が「0.5日」や「0.25日」や「0.2667日」などと、実績作業「時間」を「日」単位で入力するだろうか。
実は「自分のタスク」の入力単位のデフォルトが「日」になっていることについては、大笑いできるエピソードがある。
「自分のタスク」に「時間配分ビュー」を表示させる機能は、2008年6月の「サーバーおよびクライアント向け Project 2007 インフラストラクチャ更新リリース」というリリースで、初めて追加されたものだ。
そのとき、この「時間配分ビュー」は、表示単位が「時間」、入力単位は「日」になっていた。
さすがにマイクロソフトの開発関係者も、表示単位と入力単位が違うのはおかしいと感じだのだろう。その単位をそろえる修正を、2009年4月末のMicrosoft Office 2007 Service Pack 2でおこなった。
常識のある人間がふつうに考えれば、「時間配分ビュー」の表示単位は「時間」にしたまま、入力単位を「日」から「時間」へ修正するはずである。
ところが、どうしたことかマイクロソフトの開発関係者は、このサービスパック2で、表示単位を「時間」から「日」に変更し、入力単位を「日」のままにしたのである。
逆でしょ!完全に逆でしょ!
もう、笑うしかない。
実は、あなたを驚かせる事実はこれだけではない。
間違って6月3日に、「7日間」作業したと入力してしまったあなたは、さらに恐ろしい事実に直面するのだ。
※この連載はしばらく続くが、Microsoft Office Project Server 2007を、より良い製品にしてほしい一心からだ。そうでなければ、これだけ長い時間を割いてこんなエッセーを書くだろうか。