まだ起訴もされていない教授を懲戒免職にした東洋大学の不見識

東洋大学が高橋洋一教授を懲戒免職にしたらしい。法学部を持つ大学としては、その良識を疑う。
まだ有罪の判決が出ていないどころか、起訴されるかどうかさえ分からない段階で、高橋洋一教授を懲戒免職にするとは、大学側の自己保身の意図が見え見えだ。
高橋洋一教授は逃亡などのおそれがないということで、逮捕されずに書類送検にとどまっているが、これでもし教授が起訴猶予になったり、起訴されても無罪になったりした場合、東洋大学はどういう釈明をするつもりなのだろうか。
もちろん日本の社会では送検されたり逮捕されたりするだけで、「人生おしまい」という側面もあるが、良識の府としての大学はそのような誤った「常識」に流されず、せめて有罪が確定するまで処分を待つのがあるべき姿だろう。
東洋大学には法学部があるが、これから進学しようという高校生の皆さんは、こんな大学で法律を学ぶべきか真剣に考え直したほうがよい。
東洋大学公式サイトの高橋洋一教授の処分に関する告知には、このように書いてある。
「当該教員の行為は、教育に携わる者として許し難い行為であり」
まだ起訴されるかどうかさえ分からない人間を、平気で有罪と決め付けて何の疑問も持たない東洋大学とは、いったいどういう大学なのだろうか。