柴田淳の透明なブルーノートについて

柴田淳の曲の特徴について一つ書き忘れた。多くの曲でブルーノートが使われているのに、まったくR&Bっぽくない。ブルースっぽくない。

中島美嘉のために作詞・作曲した『声』のサビにも、ブルーノートが多用されているが、どこまでも透明なメロディなのが不思議だ。
僕は中学、高校時代にエレキギターをやっていて、唯一何とかアドリブを弾けるスケールがブルーススケールだし、当時Culture Clubのファンだったりで、ブルーノートの気持ちよさにはかなり敏感だ。
ただ最近のJ-POPはR&Bの真似事が多すぎて、ブルーススケールのメロディーを聴くと、もうお腹いっぱいという感じだ。
ところが、柴田淳のブルーノートがたくさん出てくるメロディーは、まったく黒っぽくないのに、ブルーノートが居心地悪そうにしていない。それがとても不思議なのだ。