柴田淳を聴きながら寝入る毎日

最近、毎晩、柴田淳『親愛なる君へ』か『Single Collection』を聴きながら寝入っている。歌詞の世界は中島みゆき的1970年代ニューミュージックに近い。
なので、柴田淳の曲を聴きながら、自分が幸福な気持ちで眠れているのか、どんより落ち込みながら眠っているのか、どちらかよく分からない。
声質としては、時にやりすではないかと思うほどのロングトーン、独特の細かいビブラート、滑らかに移行するファルセットがとても心地よい。
それから、アレンジにコーラスが全く入らず、ユニゾンさえも入らず、ボーカルは彼女の声だけというのも、柴田淳作品の大きな特徴。
それにしても、柴田淳のブログはおもしろい。更新頻度が高いので毎日読んでも飽きない。プロのシンガーソングライターである彼女に、「そろそろ曲を作った方がいいんじゃない?」と失礼なツッコミを入れたくなってしまう。
美しい人だけれど、実年齢より精神年齢がかなり低い気がする。心の中にまだ少女が棲んでいるというか。
同時に、自信がなさそうに見えて、実は自分の才能をとても信頼している人のように思える。
より正確に言えば、自分の才能を信じてあげられるのは自分だけだ、ということを、誰よりもよく自覚している人のような気がする。
中島美嘉のために書いた『声』という曲も含め、たぶんまだまだ素晴らしい歌を書ける人だと思う。