米ワシントン州で尊厳死が合法に

ココログニュースでさっき知ったのだが、アメリカのワシントン州で2009/03/05から尊厳死が合法化されたらしい。
余命6か月以内の末期患者のみで、その他にも厳しい条件つきらしい。法律が悪用されないためには、当然と言えば当然だ。
ただ、尊厳死が合法化され、厳しい条件とはいえ、条件をクリアしさえすれば尊厳死用薬物が入手できるというのは画期的。
米国ではすでにオレゴン州が尊厳死を合法化しており、340人が尊厳死を選択しているようだ。
矛盾した言明になるが、僕が死ぬまでには、ぜひ日本でも尊厳死が合法化されてほしいものだ。
そういえば2009/03/08、仮面ノリダーや『電車男』で有名な伊藤淳史の弟さんで、俳優の伊藤隆大さんが、21歳の若さで練炭自殺をされたらしい。
日本の死刑囚は、死刑執行を、当日の朝、執行の直前に知らされる。
ほとんどの人はそれを他人事と思っているが、僕らもいつ死ぬか分からない。その意味では、死刑囚と大して変わらない。死は否応なしに、ある日突然、おとずれる。
しかし、人間はそういった死の「否応なし」という面を、回避する手段を、幸か不幸か手に入れている。それが尊厳死であり、自殺である。
死が絶対的な他者であることには変わりないが、少なくともその唐突さや不本意さだけは、尊厳死や自殺で回避することができる。
この「愛と苦悩の日記」ではたびたび書いていることだが、そう考えれば、尊厳死や自殺は、一概に否定されるべきことではなく、人間の自由の極限形態と言えなくもないと思うのだが。