林知行著『標準ポピュラーコード理論』を読んだ

宇野常寛著『ゼロ年代の想像力』(早川書房)を読み終わった後、林知行著『標準ポピュラーコード理論(改訂新版)』を読んだ。

たまに気が向くと音楽理論書を読むのだが、やっぱり楽器がちゃんとできないと無意味だと感じる。ギターは全く練習していないので、簡単なコードしか弾けないし。
それでも、例えばD7→Db7→Cというコード進行のDb7は、単に経過コードじゃなくて、ドミナントコード(G7)の裏コードで、D7はさらにそのドミナント(ダブルドミナント)ということが分かっただけでも良かった。
よっぽどヒマがあったら中島美嘉の『STARS』のコード分析でもしてみたいが、「答え合わせ」ができないのであまり意味がない。
後半のスケールの話はまったく理解できなかった。そもそもコードによってAvoid(避けるべき音)がどのように決定されるのか、肝心なことが説明されていないので分からない。
まったく同じテーマの本で、3倍くらいの分量で、ていねいに解説してくれている理論書を読みたいが、プロのポピュラー・ミュージシャンはそんな本を書くヒマがないのかもしれない。洋書ならありそうかも。