福岡伸一著『生物と無生物のあいだ』を読んだ

またまた今ごろ読むかという本を読んだ。福岡伸一著『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書)

これは生物学の解説書ではなく、上質のエッセーとして堪能すべき本。分子レベルで人間の体はどんどん入れ替わっているというのは、すでに「常識」になっており、本書の唯一の科学的主張に新奇さは感じられない。
個人的には、数学や幾何学にまったく疎いので、トポロジーの観点から生物を見るところが興味深かった。
専門家としての見地から、細胞どうしの相補性の部分を、生命と環境の相補性まで敷衍して論じて頂ければ、もっと楽しめた。
全く面白くない感想文で申し訳ない。日々自分が下らない人間になっていくようで嫌になってくる。
下らないついでに最近YouTubeにアップした筆者による中島美嘉『ひとり』のオクターブ下のカバーをどうぞ。