ビデオニュース・ドットコムの小幡氏出演回は必見

昨日、小幡績著『すべての経済はバブルに通じる』(光文社新書)をご紹介したが、著者の小幡氏が金融バブル崩壊後の世界経済について、ビデオニュース・ドットコム「第403回マル激トーク・オン・ディマンド」で宮台真司ととても興味深い議論をしている。
小幡氏によれば、現時点でバブルは米国債に移っているとのこと。小幡氏の「キャンサーキャピタリズム」という比喩を借りれば「転移」しているということか。
米国債が値上がりすると同時に、米国債のCDSも値上がりしていることから、投資家は米国が「倒産」すると期待しつつ米国債を買い続けており、これは明らかにバブルであるというのだ。
そこで小幡氏は、ドルがもはや基軸通貨たりえないのではと考え、基軸通貨が存在しない世界経済も論理的な可能性としてあると論じている。
その帰結は世界経済のブロック化で、そこから「コミュニティー」をめぐり、経済学の枠を超え、宮台氏の専門である社会学とクロスした非常に面白い議論を交わしている。
ぜひビデオニュース・ドットコムの会員になって(月額たった525円)視聴されることをお勧めする。
ビートたけしや爆笑問題の太田など、知識人ぶった芸人の中途半端な社会派バラエティーなど見る必要は全くない。
テレビは純粋な娯楽のために存在すべきであり、社会問題を真剣に考えたいならテレビなど見るべきではない。ビデオニュース・ドットコムさえ見ていれば十分だ。