泰葉の言動を適切に解釈する

アクセス数稼ぎのつもりは全くないが、泰葉さんについてひとこと。
先日の記者会見で「低血糖なので」と角砂糖を口にしていたが、ご存知のように低血糖と神経症の症状の悪化には一定の因果関係がある。

僕自身、仕事のある平日は15時頃になると、チョコレートやビスケットの間食をしないと、ひざや手元が震えたり、視界が暗くなったりして仕事に集中できなくなる。
午後、長い会議があるときは、ワイシャツのポケットに甘めのチョコレートを忍ばせて糖分補給できるようにしておくし、コンビニにチョコやビスケットを買いに走る時間がないときは、社内の自販機で果糖の多そうなジュースを買って飲む。
そうやって血糖値が上がって頭がすっきりして、なおかつ抗不安薬が効いて気分が落ち着いてくると、仕事の能率が格段に上がる。糖分をとっても太らない体質なのはラッキーだった。(泰葉さんは離婚会見のときに比べると少し太っているようだが)
仕事のない休日は、一日中気持ちが沈んだ状態でも大きな問題はないので、お菓子で意図的に血糖値を上げるようなことはしていない。
ただ、会社員生活を続ける必要がある限り、仕事のある日はおやつの時間に血糖値を意図的に上げる習慣はやめられないだろう。
泰葉さんもおそらく離婚後の不安定な精神状態が、低血糖で増幅されているのではないか。
見るからに頭の回転が速く、天才肌の人だと分かるが、何の根拠もない単なる推測だが、離婚後、精神的な安定や頭の回転を維持するのに、糖分に頼っているのではと感じた。
ところで、他人の離婚のことなどどうでもいいのだが、あそこまで頭の回転が速くて才能のある女性が、20年近くも一緒に生活した相手に対して、浮気だけが原因であそこまで感情を爆発させるとは考えづらい。
浮気が感情の爆発の主因なら、あんな極上のエンターテインメントとしての金屏風離婚会見が成立するはずがない。
天才落語家の娘という特殊な環境で育ち、自分自身も高い才能のある女性が、「浮気する男は許せない」という極めて凡庸な価値観から、元夫にあそこまで執拗な嫌がらせをすると考えるのは無理がある。
離婚後に出演したバラエティー番組でも「吉原の噺をする人が吉原に行っていなかったら、色香が出ない」と発言しているし、泰葉さんは落語家としての元夫の才能は高く評価しているようだ。
やはり、離婚後、彼女自身が自分の存在価値を見出そうとしていたプロデュース業に、元夫が妨害するような関わり方をしたのが主因と考えるのが妥当だろう。
才能のある人間が最も憤怒するのは、自分の才能を発揮する機会を奪われたときだ。
泰葉さんは元夫の浮気を長年耐えていたせいで言動がおかしくなったのだと解釈するのは、彼女の才能を矮小化している。彼女は誰がどう見たって凡人ではない。そして凡人の価値観に縛られているような人間でもない。
テレビで見る芸能人に「自分と同じだ!」と感情移入するほど無意味なことはない。彼らは特殊な才能を持っているからテレビに出演しているのであって、そもそもテレビのこちら側にいる僕らとは別の次元で生活している人々なのだ。
芸能人の私生活に「もう一人の自分」を見出すのは、テレビの楽しみ方としてはあまりに稚拙だ。
テレビというのは、才能のある芸能人たちが、高度な「ネタ」を巧みに演じている様子を、「ネタ」と理解した上で楽しむのが適切だろう。
テレビとの間に何の距離も置かず、「あの芸能人の気持ち、よく分かる!」と感情移入するのは、メディアリテラシーが欠如したテレビの見方である。
もちろん、そうやって一般大衆に感情的な浄化、カタルシスを与えるのが、娯楽媒体としてのテレビの役割でもあるが、僕にとっては、そんな素朴なテレビの楽しみ方は不可能である。